南海電鉄・加太線の「めでたい　でんしゃ」に乗った話。【1】めでたいでんしゃ　とは南海の和歌山市駅から加太駅まで、「めでたいでんしゃ」が走っている。2両編成の電車で、3編成がある。赤が「なな」・青が「かい」・ピンクが「さち」の色で走っている。車内も楽しいつくりになっている。一時期は…… more 、車内販売もあったが、冬の平日は実施していない。 【2】赤い「なな」編成赤い2両編成が「なな」だ。運転席のすぐ後ろの窓に魚の眼が描かれている。終点の加太(かだ)は、鯛(たい)などの海の幸がとれる漁港がある。そこで、鯛の眼がデザインされていると思われる。車両の横は、「魚のうろこ」の模様が入っている。かわいい柄になっている。車内に入ると、様々なところが変えられている。床には、めでたい時に使われる赤い線。水引をイメージしているのかな。ロングシートの座席には、楽しい柄が描かれている。天井にも、魚の飾りがたくさん。赤いのれんのようなものもある。つり革に注目すると、魚の形になっている。ハート型のつり革もあるぞ。ハート型のつり革の話はこちら。扉の隣に、だるまの飾りもある。 【3】青い「かい」編成青い「かい」編成は、色は水色だ。色は違うがユニークな造りは同じだ。つり革は魚の他、カニの形をしたものもある。座席はロングシートだが、魚などの模様が入っている。座席の柄は、鯛やイカなどの柄で埋まっている。天井には、中づり広告の場所に、海の雰囲気を出す装飾が。床にも、やや少ないが装飾がある。地元の高校生が作った鯛の飾りがある。これ、実際見てみると、磁石を使った面白い作品になっている。 【4】ピンクの「さち」編成私が乗りに行った際は、「さち」編成は、和歌山市駅の車庫で、お休み中だった。一回出かけて3編成とも乗るのは、けっこう大変だ。走る時刻は、ホームページに出ているので、調べてから行きたい。 【5】割引切符今回は、「加太観光切符」を使った。大阪中心部(私の場合は新今宮)から、和歌山市までの往復と、加太線乗り放題の切符だ。往復に、特急サザンの指定席に乗れて、2520円。平日ということもあり、乗客の大半は地元の住民のようだったが、鉄道マニアや観光客を呼び込む効果はありそうだ。 close

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