グリーンマックス JR東日本205系5000番代(武蔵野線・M18編成)のレビュー的なものの詳細

グリーンマックス JR東日本205系5000番代(武蔵野線・M18編成)のレビュー的なもの
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概要

 “ちゃんとした205系”のキャッチフレーズで静岡ホビーショーで発売となり、大いに話題になったグリーンマックスの205系 欲しい題材ではあったのですが、お値段的な理由と武蔵野線という路線セレクト的に縁が無くて手を出せずにいましたが…  なん…… more とというべきか…ヨドバシカメラの決算前セールで14800円にまで値が落ちていたので購入に踏み切りました。 お察しの通り在庫処分に近い扱いですが、グリーンマックス本気の“ちゃんとした205系”とはどういうものなのか、今更ながらレビュー的なものです。  パッケージ 割と気合の入った商品とは思いますが、箱の感じは何時も通り  改造による差異が多いので特定ナンバー製品とのことらしいです。  横 武蔵野線の205系5000番台シリーズは第三弾まで既に予告が出ていましたが、果たして発売になるのか…  中身を開けてみます。  初回特典のポストカード ポジフィルムイメージの旧タイプGMエコノミーキット箱をリスペクト下イメージでしょうか…往年のファンには溜まらない憎い演出です。  取説 キットメーカー故に、細かい部分までイラストで解説があるのは嬉しいです。  付属のステッカー まぁ相変わらずなんですが、白台紙ゆえにお話にならず… 網羅されてない行き先も多数なので、拘るならサードパーティーのものに頼ることは相変わらず必須  初回特典と触れ込みの限定ステッカー インドネシア譲渡輸送時の方向幕と、武蔵野線開業40周年イメージのヘッドマークです。 製品当該ナンバーのM18編成のものも含まれていますが、なんと海を渡ったインドネシア現地で武蔵野線カラーのままジャカルタ行きの幕を掲げて試運転を行ったようです。  ユーザー取り付けパーツ各種 205系向けに新規で作られたもののようで、これだけでも利用価値大 近いうちに別売も行われるのが嬉しいところであります。  ということで、車両を見ていきます。 東京・海浜幕張・西船橋方先頭車の1号車クハ205-58号車  前面 テールがデカめ…と試作品の時から言われていましたが、まぁその通りなのですが個人的にはそこまで気にならず それ以上に相変わらず前面がシースルーで無いのがおもちゃっぽさを醸し出してしまっている感が正直… KATO製品でも運転台の描写が無いとはいえ抜けていたのでちょっと気になるところではあります。  下から見てみると、帯パーツのランナー切断点が見える地点のようでやや気になる 塗り直せば別に問題ない部分ではありますが、元値が実質4万円である事を考えればメーカーサイドでのフォローが欲しかった部分 とはいえ、新規作成のスカートも良い感じですし、ライトリムの精度も良い感じでちゃんと205系の顔をしています。  側面 クハ・サハの足回りは残念なことに汎用パーツで共用orz まぁKATO製品でもこの点は流用で済まされているので何ともではありますが…  エンド表記なども印刷されており、そこそこ細かい表現 台車はクハ・サハ用のTR-235台車をモハ用のDT-50台車と別に用意したのは良いのですが、グリーンマックス製品特有の台車の小ささはそのままなので正直KATOと比べてもトントンなところ…  妻面側 銘板等に印刷のフォローも無いのは何時も通り…ですが、なんと今回は貫通扉にガラスもなく 鉄コレの205系ですらあった部分なのにうーんとは思いますw  屋根周り  ベンチレーターは流石に別パーツw クーラーの銀もそこそこ良い感じではないかと思います。  2号車モハ205-5035号車  ちゃんとした205系をやると言っておきながら、初回がVVVF改造済みの車両というのもちょっと如何なものかと正直思ったのですが、205系5000番台向けに起こされた床下機器はリアル  ボディ&屋根共に配管は5000番台特有のものを忠実に再現 KATO製品では当然ながらスルーされている部分だったので、5000番台としてリアルに拘りたい人にはなかなか嬉しいポイントでしょう  モハ向けのDT-50形台車 大きさの問題があるとはいえ、ちゃんと作り分けたのは凄いと思います。  全号車共通ですが、座席パーツはモケットイメージの緑成型 この点は別パーツで座席を再現する構成の強みと言えます。  3号車モハ204-5035号車   KATOの方はモハ204形に関して、5000番台でも0番台と共用らしいので、忠実に5000番台の床下というのは嬉しい人も多い筈 M18編成はMG搭載で統一された足回りで、のちに出る2編成はSIV搭載のモハも忠実に再現されるようです。  屋根周り ぶっちゃけ中間車に関しては、実車に忠実なモハユニット足回りと別体のベンチレーターを除いてKATOとの差をあまり実感しないのが辛いところです。  4号車サハ205-115号車  ルーバーの有無でモハ(奥)とサハ(手前)でボディの作り分け…は行われていましたが、流石にこの点に関しては約30年前!のKATO製品でも行われている部分でしたw  5号車サハ205-116号車 先ほどのサハと番号違いの車両なので略  6号車モハ205-5036号車と7号車モハ204-5036号車 モハユニットも5035号車のユニットとほぼ同様なので略 モハ205-5036号車は模型的に動力車になっていますが、何時も通り安定の動きが良いコアレス動力です。  最後に府中本町方先頭車の8号車クハ204-56号車  上に置いた東京・海浜幕張・西船橋方先頭車のクハ205-56号車とは作り分けられており、コレは先行するKATO製品では行われていない部分です。  グリーンマックス JR東日本205系5000番代(武蔵野線・M18編成)のレビュー的なものでした。 今のグリーンマックスらしい、現行水準で綺麗にまとめられたシャープな205系であったことは事実ではありますが、ぶっちゃけ実質4万円に近い価格で買うほどのものかなぁ…というのは正直思いました。 もちろん約30年前に基本形が出来たKATO製品よりは上手くまとめている部分は多くありますが、設計時期の差や価格面を考えれば寧ろ出来て無ければおかしい部分なわけで製品アピールのアドバンテージになるかと言われると…なところです。 とはいえ同じ値段で並んでれば個人的にはGMの205系を選びたいですし、TOMIX製品の発売も決まって在庫処分的にお安くなった今ならお迎えするのもあり…かもしれません  …ところで、手元に3社の205系が集まったわけでありますが 鉄コレの兼ね合い上、クハだけにはなりますが近日中にそういった記事を書いてみたいところであります。 close

グリーンマックス JR東日本205系5000番代(武蔵野線・M18編成)のレビュー的なもの
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投稿日時 2020-03-09 00:44:01

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