気動車特急に続いて、山陰本線京都口を走っていた電車特急を。いずれも国鉄型車両で運転されていた頃の思い出写真だ。　まずは、昨日の「あさしお」と同じ時に撮影した特急「北近畿」。大阪駅から福知山線経由で山陰本線に入り、城崎駅（現、城崎温泉駅）まで走っていた。使用車両は、他線で余剰とな…… more った４８５系が転用されていた。　時代は２０年近く進んで、以下は２０１０年の撮影だ。まずは、同じく特急「北近畿」を。　ヘッドマークのデザインが新しくなっている。車両は同じように見えるが、４８５系を直流専用化改造した１８３系。屋根上のヘッドライトや１ヶ所だけの客ドアなど、外観は変わっていないが、窓下に細い赤帯が追加されている。城崎温泉駅向きの先頭車は半室がグリーン席のクロハだった。　先頭部の側面に貼られているステッカーは、１９９６年に設定された「北近畿ビッグＸネットワーク」のもの。　現在は特急「こうのとり」と列車名を変えて、車両も新型の２８７系、２８９系に置き換えられて運転されている。　次は、特急「文殊」。新大阪駅から「北近畿」と同じルートを走り、福知山駅から北近畿タンゴ鉄道に乗り入れて、天橋立駅まで走っていた。　写真の車両は、「はまかぜ」と同様のＪＲ西日本カラーに変更されている。　福知山駅に到着した新大阪駅行きの特急「文殊」が「たんば」と並んだ。「文殊」と同じホームの反対側には特急「きのさき」が到着して、相互の乗り換えが可能なダイヤだった。　特急「たんば」は、京都駅から福知山駅までの運転だったが、現在は「きのさき」に統合されている。　特急「きのさき」は、京都駅から城崎温泉駅を結ぶ列車で、現在は２８７系、２８９系で運転されている。 close

特急「北近畿」「文殊」「きのさき」「たんば」