天理線列車は7月3日のダイヤ改正を境に運行内容が大きく変化しました。今回の改正では終日にわたり平端～天理間での折り返し運転を軸にしたダイヤへと移行した結果、京都・新田辺・大和西大寺から天理まで直通する列車の本数が大幅に削減され、特に普通の本数は大和西大寺発着も含め大幅に減少した一…… more 方、京都とを結ぶ急行については改正前と変わらぬ本数が維持されながら、長らく運行されてきた土休日の20時台の下り列車の設定がなくなり、京都線上りの最終急行が平日・土休日ともに天理始発で設定されるといった変化も見られました。天理線の場合は平端駅の構内配線などの関係もあり、橿原線への直通が基本形だった時代も長かっただけに、今回は急行などの本数を維持しながら合理化に舵を切ったとも言えますが、将来的なワンマン化などの動きに発展するのかどうかも含め、今後の利用状況に合わせたさらなるダイヤ面の変化も予想されるところなのかもしれません。 close

7月改正を境に激変した天理線直通列車