コロナ感染が広がって1年半が経過しました。昨年春に初めて緊急事態宣言が発出されました。 しかし、昨年夏ごろから年末にかけてはGOTOトラベルGOTOイート等経済対策が色々と行われましたが、医療崩壊が起こるほどの感染拡大とはなりませんでした。 しかし、年が明ける…… more と状況が変わり、変異ウィルスの広がりとともに医療逼迫が現実味を帯び、緊急事態宣言が解除されてもすぐにあっという間にまた蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言の発出を行っても感染は拡大する一方です。 人流抑制を叫びつつも、昨年春のような危機感が薄れているのか思ったほど人出は減っていない状態です。 昨年行っていたGOTOキャンペーンは行わず、多くの都道府県に緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置を発出しまた、コロナワクチンの接種者も増えているにもかかわらず感染の拡大が続いています。 もう、完全に元の生活に戻るのは不可能かも・・・って少し弱気な気持ちになっています。 僕の仕事はコロナによって極端な影響を受けている業種ではありませんが飲食店や、酒類販売店、旅行業界、またそれぞれに付随した業界などは存続の危機といったところでしょう。 この先、コロナの状態が治まった時に、飲食店が無事再開できるのか大手を振って居酒屋でお酒を飲める日が来るのか旅行先のホテルは残っているのか・・・ 色々心配事はあるのですが、さらに気がかりなことが一つ。 大手私鉄の京阪電鉄が大幅な列車の減便を発表しました。10分ごとに走っていた列車を15分ごとに変更して15％列車を減便する計画です。 乗客は20％程度減っているとのことなのでやむを得ない事ではありますが鉄道会社もコロナ前に戻るかもといった淡い期待を捨てた結果なのでしょう。 京阪は、臨時で減便していたことはありましたが、土日のみ。それが今回から平日にも拡大され、ダイヤ改正で正式に減便されてしまいます。 ＪＲ西日本も、一部の列車の減便を発表しています。 特にローカル線の減便を行う計画で、このままでは減便→廃止といった流れになる可能性もあります。 JR西日本のローカル線は、コロナで乗客減というより、元々乗客が極端に少ない路線も多く、かねてから廃線が危惧される区間も多くこの先どうなってゆくのか心配です。 コロナの終息を願うばかりですが、終息まで長引く可能性も高く完全に終息せず元の生活には戻れないかもしれません。 そうなると、コロナと共存しながら生活する必要もあるかもしれません。感染予防のために自粛することは必要かもしれませんが全てを自粛する生活を一生続ける訳にもいきません。 飲み薬的な気軽な特効薬が早期に開発され、承認・認可されることを願うばかりです。 close

旅のコラム2021　京阪減便