高山本線を走る特急が「ひだ」に一本化されてから20年が経過しました。「ひだ」がキハ80系だった時代から、名古屋鉄道の気動車を使用し、新名古屋（当時）～高山間を結ぶ特急「北アルプス」が1往復設定され、キハ8500形導入後は美濃太田～高山間で「ひだ」との併結運転も実施するようになって…… more いましたが、名鉄が気動車の削減と高山へのアクセスを高速バスに一本化したことを受けて2001年10月のダイヤ改正で「北アルプス」の運行を終えた結果、高山本線を走る特急は「ひだ」に一元化されて現在に至っています。キハ85系による「ひだ」も30年以上の歴史となった一方、「北アルプス」廃止後は10往復で足踏みしている状況が長く続いているものの、2022年からHC85系による置き換えが決定しているだけに、富山発着や大阪発着といったJR西日本管内にも足を延ばす列車の動向も含め、HC85系への置き換え時には大きな変化が予想されることとなりそうです。 close

高山本線特急の「ひだ」への一本化から20年経過