南海加太線の旧線跡地を歩くの第１回です。ある春の日、南海の難波駅から和歌山市駅まで特急サザンに乗車しました。 南海電車らしい風景の箱作付近です。♪な～ん、な～ん、南海電車　・・ みさき公園が見えてまいりました。 和歌山市駅の現状です。再開発のため、和…… more 歌山市駅ビルの取り壊し中でした。「南海そば」までもが無くなっていました。和歌山市駅周辺の商店が、ほぼ壊滅状態ですので、やむなく和歌山市駅の南海アンスリーで食べ物を購入しました。 解体前の和歌山市駅ビルです。(2016年8月） 和歌山市駅の構内に加太線（加太さかな線）の「めでたいでんしゃ」の２編成の顔出しパネルが置いてありました。 和歌山市駅のJRホームの105系です。 南海加太線の「めでたいでんしゃ」に乗車しました。 「めでたいでんしゃ」のマークなどの鯛のデザインです。 ロングシートや窓にも鯛が描かれています。 至るところに描かれている鯛の絵です。 つり革も魚（鯛？）です。 なかなか凝ったデザインです。何人かの中国人観光客が嬉しそうにデジカメで鯛の絵を撮影していました。 紀ノ川を渡ります。遠くに新日鐵住金和歌山製鐵所（旧住友金属工業和歌山製鉄所・・1942年に操業開始）が見えています。現在の加太線の「和歌山市～紀ノ川～東松江」の紀ノ川〜東松江の区間は戦時中の1944年10月に貨物輸送のために設けられた新線（松江線）でした。1984年1月末まで、この新ルート（重量貨物を輸送することができない旧加太線と併設）を使った貨物列車が走っていました。これは工場専用線（貨物列車廃止当時の住友金属工業和歌山製鉄所の専用線）とつながっていたのだと思います。（つづく） close

南海加太線の旧線跡を歩く（１）序編