佐野線で葛生駅を目指しているのですが、その佐野線の沿線をながめてみると単線ではあるものの・・・ 一部は複線用の敷地が確保されていて、かつては複線化の計画があったことが分かります。 あっ、葛生駅に着いたみたいですよ。メチャ敷地が広いです。 到着です。こ…… more の敷地の広さは貨物駅だったなごりなんでしょうね。ということは、複線化の敷地も貨物輸送が盛んだったころに計画されていたのかもしれないですね。 線路の先は、川があり、その向こうは山になっています。敷地の右側はすでに線路が撤去され太陽光発電パネルが並んでいます。川があるので、関東ではよくある砂利運搬の輸送で栄えたのかと思ったら、そんな大きな川ではなく、砂利輸送より鉱石輸送で栄えた駅だったそうです。最盛期には東武鉄道の貨物支線や会社の専用線にもつながっていたらしいので、いまのようなローカル線末端の駅という静けさはなかったのでしょう。 駅構内です。1面1線構造。ホームの上屋は、木造と廃レールを組み合わせたもので歴史を感じます。 改札です。構内から撮影しました。構内と違って、こちらは新しさを感じますね。駅舎はどうやら新しいようですよ。  有人駅です。利用客の姿はありませんでしたが、有人駅になっています。あまり忙しくなさそう？最盛期には80人もの駅員さんが働いていたそうですよ。どんなに賑わっていたのでしょう？その頃に行ってみたかったですね。 駅前です。葛生というのは、もともと単独の町でしたが２００５年に佐野市と合併して消滅しました。平成の大合併は、ただでさえ人口減少で地方の集落は消滅しているのに、それに拍車をかけているような気がします。  最後に駅舎です。かつては、左側の砂利の部分に木造駅舎があり、郵便ポストある方向に駅出入口がありました。いわゆる妻面に出入口がある駅舎で、現在の駅舎の屋根部分にその面影を残しています。今日もお越しいただきありがとうございます。こちらのPCサイト、ブログもよろしくお願いします。 全国の駅が見たくなったらmisakitty station 各駅停車の旅がしたくなったらえきめぐり  close

最盛期にタイムスリップしてみたい　東武鉄道･葛生駅