ＮＨＫ大阪局が制作を始めた「鉄オタ選手権」は、当初、大阪ローカルでの放送だったので、東京在住の身では視聴出来なかったのだが、最近はＢＳでも放送されるようになった。　毎回、テーマの民鉄を訪問して繰り広げられる鉄道バラエティ番組で、大阪局の制作だけに、南海、京阪、近鉄…と関西の私鉄…… more が続いた。その後、関東へも進出。東武、小田急ときて、一旦関西に戻って阪神を。そして、１７日に関東編第三弾となる京成電鉄が放送された。　この番組、鉄道好き芸人中心の進行なので、バカバカしい演出も多々あるのだが、ＮＨＫブランドの強みか、鉄道会社が全面協力しており、毎回何かしら珍しいモノが見られるので、ついついチャンネルを合わせてしまう。　今回の京成編では、スカイライナーの１６０キロ走行体験に始まり、時が止まったままの旧成田空港駅（東成田駅）の遺構見学、宗吾参道の車庫にある保存車輌見学、京成名物の行商電車などが出てきた。期待した博物館動物園駅がなかったのが、ちょっと残念だ。　模型好き的に興味があったのが、赤電・青電の保存車輌。いずれも色調の再現が難しい塗装だからだ。ＴＶのモニターで見る限り、青電の方は現役時代よりも明るめに感じられた。以前に運転された復刻青電塗装は、この色に合わせたのかと納得。　見逃した方のために再放送情報を。２４日の夜、２３時５０分から、ＮＨＫ－ＢＳプレミアムで、これまでの分が一気に放送される。順番は、京成、南海、京阪、近鉄、東武、阪神、小田急の順で、明け方までタップリと楽しめそう。なお、放送予定は変更されることがあるので、念のための確認を。 close

鉄オタ選手権「京成電鉄の陣」