皆さま、こんにちは！ とうとう連休が終わってしまいましたね。皆さまは夏の思い出を作ることが出来ましたか？自分はお盆の９連休は休めませんでしたが、その前の８月初旬に早めの夏休みを取りました。 休みの目的は、予讃線にあるこちらの駅を訪れるためです。駅名標にも記され…… more てますが、ここは「日本一営業日が短いJR駅」で、駅名標の中央に描かれてる津島神社の大祭日（毎年８月４・５日）にしか営業しないのですよ。「すまいるえきちゃん」と「つしまのみや えきちゃん」、かわええのぅ。 駅名ですけど…駅名標に記されてるからおわかりですよね。臨時駅の予讃線・津島ノ宮（つしまのみや）駅です。今年は日曜日（４日）・月曜日（５日）に渡って津島神社の大祭が催されました。４日の夜には花火大会も開催されたようですけどこの日はJR四国のもうひとつの臨時駅である田井ノ浜駅の今シーズン最後の営業日で、自分は４日にこちらを訪問。津島ノ宮駅は５日に訪問したのです。前日は日曜日だったこともあって駅や神社は大混雑だったようですけど、月曜日はまったりしてたのではないでしょうかね？ 駅の出入口は県道21号線と津島神社を結ぶ通路の途中にあります。 ちなみに津島神社の方向に進めば屋台がズラリと。こりゃ、お祭り気分が一気に上がりますな。 津島ノ宮駅は大正４年に開設された仮乗降場が起源で昭和44年に臨時駅に変わったそうです。大祭期間中は出札窓口が営業していて切符を購入することが可能。携帯端末発行のタイプですが入場券もゲットすることが出来ますよ。自分はここまでレンタカーでやって来ましたので、記念用に１枚、それに使用分を合わせて２枚の入場券を購入しました。 あとは「すまいるえきちゃん」のマフラータオルもね。 駅舎は「待合室」としては解放されておらず、JR職員さんの詰所として使われてます。 その代わり…と言ってはなんですけど、構内には津島神社が持ち寄ったと思われるテントが設営されてました。乗客は基本的にここで列車を待つことになります。ここは巨大な扇風機が設置されてて結構居心地が良いのです。 精算所？窓口にいた職員さんに許可を得て、駅舎の中を（外から）撮影させて頂きましたよ。 駅舎は相当古いモノとお見受けしましたけど、いつ建てられたモノなのでしょう？古い航空写真で確認すると昭和22年には既にあったぽいですが、開業時の大正４年からあったモノかはわかりませんでした。 続いてはホームの様子、津島ノ宮駅は単式ホームが１本あるだけの停留所タイプの駅です。 津島ノ宮駅には先ほどUPした出入口の他にもう１箇所、線路寄りにも通路らしきモノが備わりますが（当日は閉鎖してます）ここを使用する機会もあったのでしょうかね？駅舎には一応、こちら側にも駅名標が備わってるのですけど。 先ほどUPした「つしまのみや えきちゃん」仕様の駅名標の反対側はJR四国標準仕様なり～「つしまのみや えきちゃん仕様」の方は「映えスポット」らしく、乗客がひっきりなしに記念写真を撮ってましたっけ。 さてさて、一年に２日間しか営業しない臨時駅の津島ノ宮駅ですが、どれだけの利用者がいるのかが気になり、発着する列車の様子を眺めました。時刻は午前９時半すぎ、伊予西条駅行きの普通列車が到着しましたよ。下車客、乗車客、どちらも多すぎますって！列車が右側に傾いてるのは乗客が多いから…ではなく、線路にカント（高速列車がスピードを落とさず通過するために設けられた２本の線路の高低さ）が付けられてるからです。1両編成の列車にこれだけのお客さんを乗せるのですから、車内は山手線並みの混雑だったのではないでしょうかね？ すべての乗客が車内に乗り込むのに時間が結構かかってましたっけ。 最後は車内がパンパンに膨れ上がった列車を見送りました。 そんな現場を優雅に走り抜けてゆく特急列車です。乗客も、いつもと違う津島ノ宮駅の賑やかさにビックリされてたのではないでしょうかね？ この後ですけど、参拝客で賑わってる津島神社にも足を運んでみました。津島神社は陸から250メートル離れた小島にある神社で、ここを結ぶ橋（津島橋）も大祭中の２日間しか渡ることが出来ないらしい。ここまで来たらこれを渡らずには帰れないでしょうよ！ …ってことで家族連れで賑わう津島神社を訪れましたが、長くなりましたので次回に続きます。 close

【まったり駅探訪】予讃線（臨）津島ノ宮駅に行ってきました。