今回は、富山地鉄の昼行高速バスに使われる地鉄生え抜きの車を取り上げます。富山地鉄の昼行高速バスはドル箱路線の名古屋線に加え、直通する特急列車のなくなった新潟線、鉄道に対抗する金沢線の3路線を中心に、各方面へ走っています。富山230あ732PKG-RU1ESAA2010年式近年の地…… more 鉄の代表的車種となっている日野セレガ。名古屋線と新潟線は4列シートでトイレ付きの車両が使われています。以前は日デKL-RA+富士重工1M,西工02MCも在籍していましたが、すでに除籍されています。富山230あ734LKG-RU1ESBA2011年式撮影時は新潟線で使われていたセレガ。新潟線は1日4往復運行されており、新潟交通と共同運行しています。富山から新潟まで片道4時間ほどかかりますが、北陸新幹線開通で直通する特急北越が廃止されたこともあり、乗り換えなしで新潟に向かう唯一の公共交通機関となっています。富山230あ736QRG-MS96VP2013年式近年はセレガよりもふそうエアロエースの方が主流になっています。撮影時は名古屋線で使われていました。名古屋線は名鉄バスと共同運行しており、東海北陸自動車道経由で3時間40分ほどかかります。富山230あ739QTG-MS96VP2015年式こちらはQTG-のエアロエース。高速路線車は軒並み富山県図柄入りナンバープレートに交換されています。富山230あ7412TG-MS06GP2017年式2TG-のエアロエース。4列シートでトイレ付きの車両は730番台を付番されており、そのまま740番台まで数字が進んでいます。富山230あ762QTG-MS96VP2016年式こちらは4列シートでトイレなしのエアロエース。この仕様の車両は760番台の車番が付番されており、主に金沢線で使われています。金沢線は第三セクター移管で値上げされた鉄道の在来線よりも安い運賃が設定されており、在来線より多少時間はかかりますが、中心街へ直通する利便性の良さから、一定の利用があるようです。富山230あ7642TG-MS06GP2018年式2TG-でも4列トイレなし仕様のエアロエースが導入されました。コンセントが設置されたものの、金沢線でしか使わないからなのか、前面の行先表示機が行灯に、側面の行先表示機がサボになるなど、コストカットはしっかりしています。 close

富山地方鉄道 高速路線車②