「京阪大和田駅から古川橋駅までを歩く」の後編です。京阪電車の有名撮影地である大和田駅を通過する8000系の特急です。この後、画像の左奥に写っているクスノキのところまで歩きます。 前々回投稿の道路橋の「古川橋」から歩いて願得寺（真宗大谷派）に着きました。いつも遠くから見て…… more いた大木は、やはりクスノキであり、門真市により保存樹に指定されていました。 17世紀中ごろに作られた願得寺の山門です。 他の真宗寺院の太鼓楼とは異なる「武家の長屋門」のような細長い建物の太鼓楼です。 願得寺で国の登録有形文化財に指定されているのは太鼓楼と客間・書院・玄関です。 角地から見た太鼓楼です。 真宗・浄土真宗系の寺院でよく見る太鼓楼です。公（おおやけ）には儀式などを行うときに信徒（門徒）に太鼓で知らせるための施設だったと言われています。歴史的には外部からの攻撃を防ぐための櫓（やぐら）の名残りのようなものという説があり、太鼓楼は敵襲を監視したり非常警報を発するための設備だったということです。 大クスノキと本堂です。大和田駅から何度も見ながら、現地まで来たのはこれが初めてでした。 本堂は1665年に再建されたものです。この願得寺は、15世紀末に本願寺第8世蓮如上人が門真の地に念仏道場として開いたものです。そういう関係から蓮如上人の銅像があります。 願得寺を後にして古川橋駅に向かう途中に神社がありました。門真の八坂神社です。創建に関する記録が残っていないそうですが、「門真庄」に古くからある神社なのでしょう。 今年が暖冬のためか、梅の花がかなり咲いていました。 京阪電車の古川橋駅に着きました。 私は大阪北部に住んでいるため自動車運転免許証の更新は、この古川橋（門真市）で行っています。このため数年に1度は、ここから京阪バスに乗車して門真免許センターに出頭しています。大阪南部は光明池（和泉市）の免許センターです。私の次回の免許証更新は2020年12月末の予定です。また、私の高校時代は第一次バイクブームでしたので、バイク免許の取得を目指す者が多かったことを古川橋駅で思い出しました。私の高校時代は今とは違って「自動二輪（無制限）・小型自動二輪(125ccまで)・原付」の三ランクでした。自動二輪の教習制度がなかった時代ですので、級友の多くは16歳になると「自動二輪（無制限）・・・当時は無制限でも16歳から取得が可能でした」の免許取得を目指して、門真試験場への突撃を繰り返していました。『古川橋（←傾向として門真とは言わずに古川橋と言っていました）まで行ってきたけど、今度もあかんかった。また一本橋で落ちてしもた！』というセリフを何度か聞かされた思い出があります。この級友たちのバイク免許取得とともに思い出すのが、ロックバンドのキャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」です。 古川橋駅から守口市駅に向かいます。（つづく） close

京阪大和田駅から古川橋駅までを歩く（後編）