浜寺駅前まで来ましたが阪堺電車の旅は一時中断し南海電車に乗ります。羽衣駅で高師浜行きに乗り換えます。駅を出るとちょうど高架工事真っ最中であるのがわかります。伽羅橋駅前から再び高架区間に入りますが1970年に高架化されました。5分もしない内に終点高師浜駅にやってきました。南海高師浜…… more 線は1.5キロで私鉄で一番短い路線と言われており下手すれば羽衣から伽羅橋に寄ってここまで歩いて行けるレベルですね。乗ってきた列車は折り返し元の駅に戻るため停車してます。時間も長くありませんが高師浜線の日常はこのことでしょう。僅かな停車時間を経て昭和の時代に造られた単線高架を走っていきました。ホームは1面1線ですが割と広めで屋根も広々としてますが。柵の先を見ると隣にホームが出来る構造で将来1面2線化分の用地を持ってますがこのご時世ではまずなさそうな感じですね。木製の渋い色合いのベンチが3つ並び大手私鉄の路線ながらローカル線の佇まいがします。階段手前に車止めが設置され終着駅であるという証です。階段降りて自動改札から駅舎内の様子を見ましょう。出札側のシャッターが半開きでしたが駅員さんは配置されてます。自動改札の間から窓枠を見ますと木製で年季入っておりいい雰囲気です。1919年高師浜線の終着駅の駅舎は開業時に建てられた洋風木造駅舎で大正時代に建てられ昭和・平成・令和と元号が変わっても健在です。レトロな雰囲気を残しながらもこの路線の顔として見守って来ました。駅前広場も設けられており床がタイルの模様のようなものが造られてますね。とのんきに言ってるのはいいですがこの辺りから雨がパラパラ降りだして来ました。駅前の道路から高架ホームを見ると高い塀があるように見えますがこの真下に地上駅時代のホームがあります。時間の都合と雨が降り始めたので散策は断念しましたが旧駅の遺構気になります。高架ホームから遠方には工場らしき建物の塔が見えます。この近辺は工業地帯も盛んで四日市市同様夜の工場の風景の写真で人気があります。ポスターにはこの週末に高師浜線100周年イベントの告知がされてました。俺は節目を迎える直前にこの路線に乗りましたが阪堺電車の旅を一時中断して乗ってよかったです。羽衣駅で乗り換える際改札口で駅員さんに記念乗車証が欲しいと言ったらもらうことが出来ました。僅か1.5キロの高師浜線がこうして長きにわたって走り続け1世紀を迎えれたのは開業時から今日までの努力があったからでしょう。伽羅橋駅に寄れなかったのが心残りですがまたの機会にとっておき100周年記念目の前で訪れることが出来たことを誇りに思います。撮影日：2019年10月21日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

南海高師浜線　高師浜駅