水郡線、令和元年東日本台風で一部不通になってから1年です。動いている区間は時刻通り、不通区間はバス代行でつないでいますね。このところ毎年のように50年に一度の大雨が降っていて、九州では日田彦山線が復旧を諦めました。高千穂高原鉄道も台風の被災をきっかけに廃線になったんでしたっけ。水…… more 郡線、持ちこたえて！というわけで、やってきたのは下菅谷駅です。上菅谷・中菅谷・下菅谷の菅谷まつりのもっとも水戸方の駅です。上菅谷駅は、太田支線が分岐していますね。なので、当駅は1時間に1～2本列車がやってくるという恵まれた駅なんです。さて、正面に見えるのが駅舎ですが、右側の旧い建物がやけに存在感を主張していて気になるんですが･･･おトイレです。右から左へ「便所」というホーロー板。よく見ると、便も所も異体字だったりして、ひょっとしてこれ高く売れませんかね?便所ですけど。下菅谷駅は1897（明治30）年の開業ですが･･･そのころから建ってる便所じゃないよね、さすがに。下菅谷駅の駅名標は、とりあえずそれっぽい木材にそれっぽく筆で書いてみました、というカッコつけたんだか、失敗したんだかよくわからない仕様です。JR東日本｜下菅谷駅って駅名標よりはいいか！つい最近まで簡易委託駅だったのですが、窓口が閉ざされている無人駅になっちゃいました。申し訳程度の券売機が、余計に寂しさをそそるんですよね。下菅谷駅は水戸支社の管轄。ですので、駅名標は水戸書体（新ゴじゃない）・・・っぽい。常磐線をはるか北まで行ったいわき駅から分岐する磐越東線は、「ゆうゆうあぶくまライン」。那珂川沿いに走る水郡線は、「奥久慈清流ライン」。京浜間と大宮までを走る電車は「京浜東北ライン」。お粗末さまでした。跨線橋には国鉄仕様の縦型駅名標が掲げられていました。下の広告スペースは真っちろでしたが･･･JR北海道なら「サッポロビール」ですよね！下菅谷駅は対面型2面2線。ホームの嵩上げはされていません。低いホームには客車が似合いますが、水郡線ではキハE130が絶賛活躍中です。跨線橋から郡山方面を見てみます。水郡線は「水郡線CTC」で運行が制御されています。駅の無人化がどんどん進んでいまして、ここ下菅谷駅も無人化。単線の行き違い駅には必須な装備、安全側線が見えますね。列車が発車すると、信号と連動してポイントが「ガタッ、スー」と動くのは萌えポイントですよ！安全側線内に踏切が横切っているのは･･･いざってときは安全じゃない側線?? close

水郡線・下菅谷駅～意外なところに古いモノ！