長いトンネルを抜けながら西へ向かってますがのどかな風景はローカル線ならではの光景でありますね。ほくほく大島駅を出るともう一回トンネルに入り出ると雲の切れ間から青空が見えます。時計の針も3時半を過ぎ少し早いですが終盤に入りつつあります。次は虫川大杉駅にやってきました。対面式のホーム…… more ですが両ホームの長さが異なりますね。着いて時間が経たない内に越後湯沢行きが来ました。今日3回ゆめぞら号を見ることが出来ました。別の場所から見るとホーム長が明らかに違いますが今いるホームは北陸新幹線開業まで特急はくたかの臨時停車の為で普段停まらなかったとはいえ9両分は本当に長いですね。両端は長い直線が続き出た後ははたまたトンネルに吸い込まれていきます。六日町方面は橋脚の後トンネルに入ります。目の前の信号は赤ですが特急はくたかが走ってた頃は緑ランプが2つ付きオレンジの160の標識がありました。過去帳しましたが俺にとってほくほく線の大切な思い出の一つです。ホームから国道の様子を見ることが出来ます。路面は濡れており雨が降った様子がわかりますが例年であれば豪雪地帯で知られる地域ですので雪景色が見れたのでしょう。ホーム入口脇に簡易の自動券売機や運行状況を知らせる案内があります。駅スタンプも設置されており無人駅ですが巡回を行ってるのでしょう。待合室はコンクリート打ちっ放しと部分的に木材が使われてますね。ローカル線にしてはおしゃれでライトが電球で冷たさを和らげてるように見えます。大きな駅舎が建っており屋根の形状も独特で木造かコンクリート製かはわかりませんが立派な建物が建ってます。駅前の駐車場には数台車が止まってました。奥のトンネルに向かっていく高架橋をここから見ると単線であるも高規格なローカル線という言葉が当てはまります。訪問中十日町駅で見た同じ温度計がありお昼3時半過ぎで10℃近くありました。年末のこの時期に氷点下に行かず雪がなく肩透かしを食らった一方11月を思わせる気候に戸惑いつつ動きやすい中での駅巡りです。豪雪地帯ならではの注意が張り出されてます。例年であれば落雪や雪道に足を滑らせないようにしないといけませんが越後湯沢から六日町までまともに見た位でした。待合室内に展示されてる杉の一部はこの駅の由来となる虫川の杉で近くの神社に立つ国の天然記念物です。杉の木とはいえども飾られてるものはこの地域の誇りでしょう。ホーム前の待合室で列車を待ちますがそれまでの疲れが出てウトウトしてしまうも直江津行きには間に合いましたが・・・。直後時間が経たないうちに寝落ちし大池いこいの森駅とくびき駅の風景も見れず運転手さんに起こされ気がつけば直江津駅に着いてました。広い構内には北陸新幹線開業後転属してきたE127系がいます。長い上屋も長らく交通の要衝として栄えたこの駅も新幹線開業により優等列車廃止され衰退の一途を辿ってます。北陸線の長大列車が往来していた5年前とは全くと言っていいほど変わってしまいました。改札口に出ると奥の駅弁の販売は健在で懐かしいと思いながらみてましたが行き先案内に長野・富山・金沢の名が無くなったのが寂しく新幹線開業後の光と影の影の部分を垣間見ました。2000年に改築された駅舎は豪華客船「飛鳥」をモチーフにしてます。夕暮れの空は美しいですが北陸、信越両線がJRから分離された寂しさは否めません。夕方5時はもう少しですが日の入り間近の直江津駅前の様子を見ながら初日は夜行列車で東京入りし越後湯沢からほくほく線に乗りここまで来ましたが疲れが限界に達してシャッター押す元気はなくバスで最寄りのホテルに向かい長い初日は終わりました。撮影日：2019年12月30日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR いつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

北越急行ほくほく線　虫川大杉駅　長い初日END