糸魚川を出ても相変わらず雨の勢いは弱まらず車窓から見る姫川はいつもより水量が多いように見え1995年7月に大きな被害をもたらした暴れ川の異名を持ってます。国道8号線の橋の向こうに北陸新幹線の橋があり波を打ったようなデザインで日本海を眺めれますが直後少し山側に入り長いトンネルを抜け…… more 富山県に入ります。青海駅はかつて貨物の扱いがあった駅ですが廃止され枯れ果てた当直所らしき建物がかつての繁盛を物語ってます。次の駅へは長いトンネルの間に荒れた日本海を見ることが出来ます。糸魚川、青海を出ると次は親不知であります。旧ブログ時代からお世話になってるみなさんは以前訪問した時の記事を見られたと思いますが次はこの駅に訪問します。2015年2月の北陸本線ラストラン旅以来約5年ぶりに帰ってきました。山が垂直に落ちる光景を見てもここが険しい地形にいることがわかります。幅の狭いホームは変わらずですが前回来た時同様舗装が奇麗になり単行ディーゼル車の導入によりかさ上げしないといけなかったからです。降りしきる雨の中直江津行きがライトを灯し入ってきます。現在はディーゼルが往来してますが新幹線開業するまでは急行型や食パン列車が往来してました。夏が終わる現在この話を続けてますが今年の新年のご挨拶で紹介したのはこの地で計画段階でこの駅に訪問した時の画を絶対載せると決めてました。駅名標もトキ鉄仕様に更新されてましたが間隔が狭いので広角レンズに付け替え撮りました。北陸本線時代ミノルタα70、コンデジ、SONYα55、α65を使ってましたが2017年末年始旅で訪問を計画してたものの 原因不明の体調不良が治らないまま旅を開始せざるおえず 大事をとってホテルで休んだ悔しさから2年最強機D500を持って帰還を果たし2010年代最後の日に行けたのも一生の思い出に残ります。日本海の海上は北陸自動車道と国道8号線の橋脚が敷かれてます。車で移動する場合でもこれだけ険しい場所を通らなければならず今も昔もここは難所であることが伺えます。他の駅と異なりこの駅は柵が付けられておらず端側の様子も見え次の市振駅へも長いトンネルと険しい場所を通過しなくてはなりません。一角にあるこのポストは文字通り北陸本線時代の遺構であります。過去帳入りしてしまったものの大切な思い出の一つです。直江津寄りに通路らしきものと雑草で見づらいですが側線らしきものがありましたが1970年代後半まで石灰岩採取の専用線でしたが既に廃止されてました。この場所で貨物の取り扱いがあったなんて信じられるでしょうか。富山方面隣に駅舎がありますので中に入りましょう。海が目の前にある駅ですので風除けが設置されてます。この場所から見るのも久しぶりですが何度でも見たい風景です。板で塞がれてますがかつては駅員が配置され左側はかつて窓口があった形跡があり年表では1994年春完全無人化されたと書かれており俺が初めて来た2002年4月は既に無人駅でその時からこの駅との付き合いが始まりました。前後にある長椅子も変わってませんが掲示されてるポスターはトキ鉄のもので大きな変化はないようですね。1912年10月泊～青海間開業時産声を上げた木造駅舎は一部分は2階建てで当直所らしきものがあり貨物の扱いがあった名残でしょうか。建物財産標には大正1年6月と載っており開業4か月前に建てられたことが推測出来2022年には110年を迎える古い駅舎でそれまでにまたここに行ける日が来ることを楽しみにしたいです。駅前に紹介されてる糸魚川ジオサイトには親不知・子不知について書かれており駅近くにある道の駅や天下の険やコミュニティーロード等見所が紹介されてます。旧ブログ時代に隣の市振駅まで歩いたり親不知の断崖絶壁の風景を見たりとこの周辺のスポットは熟知してます。たくさんの駅を訪問してきましたが俺にとってこの駅は電車旅の聖地です。新幹線開業後何年かはもうこの場所に行けないだろうと諦めたこともありました。JRから3セクに移管し変わってしまったところもありましたが変わらぬ風景もあり宝物であるこの風景を目に焼き付けてました。このままずっとこの駅に居たいですが旅程上許されることではありません。不要な荷物を糸魚川駅のコインロッカーに預けたので取りに行く為一度戻ります。滞在時間は1時間程でしたが約5年ぶりに帰ってこれた喜びを胸に列車最後尾から見届けまた来ます！とメッセージを送りました。撮影日：2019年12月31日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR ＋AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン　我が電車旅の聖地、親不知駅帰還