碓氷峠鉄道文化むらトロッコ列車シェルパくんに乗りました　（第659回）2020年6月20日　万座温泉に向かう途中、群馬県安中市横川にある碓氷峠鉄道文化むらに立ち寄ったオバ鉄ファミリー。ダンナ様のリクエストでトロッコ列車シェルパくんに乗車します。（大人往復900円）ダンナ様は昨年1…… more 1月の訪問の際にトロッコ列車に乗りたかったのですが、運行本数が少なく時間の都合で乗れませんでした。トロッコ列車は土曜・日曜・祝日の運行で1日5便しかありませんので、乗車の際はＨＰを確認しお越し下さい。トロッコ列車はぶんかむら駅からとうげのゆ駅まで運行。トロッコ列車始発駅ぶんかむら途中駅のまるやま駅は、往路は停車しますが復路は通過してしまうのでご注意を。（ぶんかむら駅からとうげのゆ駅まで線路脇にアプト式鉄道廃線跡を利用した遊歩道アプトの道があり、徒歩ですと約2.6ｋｍ　約20分です。）軽井沢方先頭車両は窓ガラスのないオープンタイムの客車。2両目は冷暖房完備の窓ガラスのある客車です。オバ鉄と鉄系息子は先頭車両の展望スペースにかぶり付き！！ディーゼル機関車は横川方に連結され推進運転をします。さぁトロッコ列車シェルパくんの出発です＝３シェルパくんはゆっくりと屋外展示スペースの横を通り抜けていきます。まるでＥＦ63形12号機が見送ってくれているようですね。旧信越本線下り線の勾配を力強く上っていき、上越自動車道をアンダーパス、進行方向左側に霧積川が寄り添います。旧信越本線下り線上越線自動車道霧積川かれこれ40年ほど前に森村誠一氏の推理小説「人間の証明」を読み、「碓氷から霧積へ行くみちで、渓谷へ落としたあの麦わら帽子…」というフレーズが脳裏にから離れられないでいましたが、この辺りが舞台だったんですね。つい「Manma do　you remember　the old straw hat gave to me～」と口ずさんでしまいました。動画もあります↓この日は梅雨の晴れ間に恵まれ、トロッコ列車の展望スペースでは初夏の清々しい風を感じることができました。まさに山滴る中をトロッコ列車は走り抜けていきます。国の重要文化財旧丸山変電所が見えてきたら、中間駅まるやま駅に到着です。旧丸山変電所まるやま駅ここで5分ほど停車し、列車から降りることも可能です。安中市教育委員会によりますと、丸山変電所は明治45年（1912年）碓氷線が幹線鉄道ではじめて電化されたことに伴い建設されました。蓄電池室と機械室の2棟からなり、煉瓦造りの威風堂々とした建物は圧巻です。まるやま駅を出発すると列車はさらに勾配を上っていきます。前面展望を楽しんでいると等間隔にカラフルな架線柱があることに気が付きました。カラフルな架線柱は以前熊ノ平駅で見掛けた滑車式バランサー（河川と電車のパンタグラフが常に接触し続けられるように架線を真っ直ぐに引張るための装置。コンクリートや鉄のおもりで架線を引張る滑車式とばねの力を利用して引張るばね式があります）であることが分かりましたが、どうして上からピンク・ブルー・イエロー・ホワイト・グリーン・オレンジとカラフルな色帯が付いているのでしょうか…。ｗｈｙ？ヤフーの知恵袋によりますと、運転士が目視で架線の張力調整装置のおもりの位置を監視するためなのだそうです。ＪＲ東日本高崎支社が考案したそうですよ。ぶんかむら駅を発車して約20分、そろそろ終点に近づいてきました。やがて線路は分岐し、右側はかつての旧信越本線で鉄路は続いていました。右側が信越本線鉄路は続く左に折れ、終点のとうげのゆに到着です。トロッコ列車シェルパくんは鉄道事業法に基づく正規の路線ではなく、あくまでもテーマパークのアトラクションとしての位置付けですが、かつての信越本線を片道20分かけて走行し、乗りごたえは充分でした。とうげのゆ駅に隣接し、碓氷峠の森林公園交流館　峠の湯があります。施設内にはレストランと日帰り入浴施設があり、ここでゆっくりと旅の疲れを癒せますよ。オバ鉄ファミリーは折り返しの列車で鉄道文化むらに戻りました。今度訪問する時は園内を走る軌間610ｍｍのあぷとくんに乗ってみたいですね。後ろ髪を引かれる思いでオバ鉄ファミリーは鉄道文化むらを後にしました。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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