旧国鉄吾妻線太子支線　太子駅跡　（第660回）2020年6月20日　碓氷峠鉄道文化むらで鉄分補給をしたオバ鉄ファミリーはお腹にも何か補給するため、碓氷峠の森公園交流館峠の湯のレストランにやって来ました。横川といったらやはり峠の釜めしでしょ。お腹を満たしたところで、さぁ今回の旅の目…… more 的である万座温泉へと向かいましょう。本日は晴天に恵まれ裏妙義連峰がよく見えました。途中、お嬢様のリクエストでしなの鉄道旧軽井沢駅舎内にある茶菓幾右衛門でティータイム。しなの鉄道旧軽井沢駅舎茶菓幾右衛門は信州小布施で200年の伝統を誇る栗菓子の銘店桜井甘精堂の店舗。マロンシューが絶品です( *´艸｀)ようやく万座温泉に到着。万座温泉の泉質は硫化水素型硫黄泉。硫黄成分の含有量は日本一です。硫黄に含まれる硫化水素成分は毛細血管の拡張作用があって、血行がよくなり代謝促進作用も期待できるそうです。万座温泉に入浴するとシミが薄くなると感じていましたが肌の血行がよくなければメラニンの代謝もサポートされるそうであながち思い過ごしじゃなかったみたいです。万座温泉で自粛疲れを癒し、通常ならば真っ直ぐ自宅へ帰るのですが、ダンナ様がガイドブックで紹介されている旧太子駅に立ち寄りたいと申すので行ってみることにしました。群馬県中之条町に所在する旧太子駅は昭和20年日本鋼管(株)群馬鉄山の鉄鉱石を運ぶ貨物専用線として開業。旧国鉄吾妻線太子支線太子駅跡復元駅舎昭和27年旧国鉄に編入され吾妻線太子支線となり、昭和29年旅客営業を開始し、昭和46年太子支線の旅客営業および駅が廃止されました。廃駅となった太子駅には一部の遺構が残されたままとなっていましたが、近年、公園として整備され、平成30年に公開が開始。施設を見学できるようになったそうです。太子駅舎内オバ鉄、旧太子駅の存在すら知らなかったのですが、まるで古代遺跡のようだと廃墟マニアには人気のスポットのようです。往時の姿に復元された旧太子駅舎内に入ると、太子支線の貴重な資料が展示されています。駅長室の窓口で入館料金（200円）を支払い、改札内に入るとかつて鉄鉱石の搬出に使用されていた大型のバケットが展示されています。復元された71メートルのホームには、駅名標も設置。約215メートル分のレールを購入し、ホームの両脇に敷設しました。記念ショット動画もあります↓そのレールには大井川鉄道から譲渡された有蓋緩急車Ｃワフ０形貨車ワフ2・ワフ3があります。あらっ茨城交通（現在の第三セクターひたちなか海浜鉄道）の無蓋貨車トラ１形15の姿もありました。茨城県から群馬県に移り住み余生を送っているんですね。そして太子駅のハイライトといえば、鉄鉱石を貨車に積み込む施設コンクリート製のホッパー棟。中之条町は土に埋もれたホッパー棟を掘り起こして復元したそうです。ホッパー棟は築70年余りの歳月が経過し老朽化が進んでおり、ホッパー棟内の立入りは禁止されています。現在はホッパー棟の周囲にロープが貼られています。まるでギリシャの古代遺跡のようなホッパー棟。オバ鉄は廃墟マニアではありませんが、何故か魅入られてしまいます。ホッパー棟内終端部には当時の様子を再現するためか、ホッパー内に線路が敷かれていました。太子駅へのアクセスはＪＲ東日本吾妻線長野原草津口駅から六合地区路線バスで、約15分旧太子駅バス停で下車ですかつて賑わっていただろう太子駅に思いをはせながら帰宅の途に就きました。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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