タンゴエクスプローラー(TANGO EXPLORER)は、北近畿タンゴ鉄道が所有するKTR001形気動車の車両愛称です。元々、この車両の導入時(1990年(平成2年))に京都～綾部～西舞鶴･網野･久美浜間(山陰本線･舞鶴線･宮津線)で運行を開始した特急列車の愛称でもありました。…… more 後に運行系統変更により新大阪～尼崎～福知山･宮津･豊岡間(東海道本線･福知山線･宮福線･宮津線)の特急列車となりましたが、2011年(平成23年)のダイヤ改正で同列車が廃止。2013年(平成25年)には北近畿タンゴ鉄道線内での定期運用もなくなりました。 　北近畿タンゴ鉄道からWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に運営が移管されてからは、KTR8000形(丹後の海)を使用した特急『たんごリレー』の代走以外にはほとんど使用されていませんが、2018年(平成30年)9月15日に西舞鶴～宮津～豊岡間で特急『タンゴエクスプローラーつながる丹鉄号』、2019年(令和元年)11月2日に西舞鶴～宮津～与謝野間で『丹鉄ふれあいまつり～丹鉄でおいでーな～』開催に伴う臨時普通列車が運行されました。 　今年はタンゴエクスプローラーデビュー30周年となり、京都丹後鉄道では後述の記念乗車券やグッズを発売していますが、記念列車として運行予定だった『リバイバルタンゴ浪漫号』は中止となってしまいました。KTR001形が走行できるうちにリバイバル企画を復活して欲しいと思います。 ※タイトルには最近の京都丹後鉄道公式ホームページや記念商品等に表示されている『タンゴ･エクスプローラー』を使用しています。 【記念券】 《タンゴ･エクスプローラー30周年記念企画きっぷ(2020年)》 　タンゴ･エクスプローラーのデビュー30周年を記念して発売された京都丹後鉄道線内で有効な特別デザインのフリー乗車券(写真左)。大人が2,500円。小児は断線を切って1,250円で発売。なお、本乗車券購入者は写真右のクリアファイルが貰えます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【タンゴ･エクスプローラー30周年記念グッズ】 《折り紙メモ帳 タンゴ･エクスプローラー(2020年10月時点で発売中)》 　表面がメモ、裏面が折り紙になっており、折りたたむとタンゴ･エクスプローラーの車両側面のかたちになります。税込300円。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【タンゴ･エクスプローラーデザインの時刻表･パンフレット】 《京都丹後鉄道 時刻表 [2020年3月14日改正]》 　使用される機会が少なくなっていますが、30周年を迎える車両のためか、時刻表やガイドブックの表紙に使用されています。なお、この時刻表では『タンゴエクスプローラー』の名称が使用されています。前面上部の塗装状態から割と最近の写真を使用していると思われます。 《京都丹後鉄道 ガイドブック 2020年上期版》 　由良川橋梁を走行する｢タンゴ･エクスプローラ－｣の写真を使用。 《京都丹後鉄道 ガイドブック 2020年下期版》 　雪の中を走行するタンゴ･エクスプローラーの写真を使用。また、タンゴ･エクスプローラー30周年記念ロゴが入っています。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【写真】 《西舞鶴駅構内に留置されているタンゴ･エクスプローラー》 close

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) タンゴ･エクスプローラー