第1次特定地方交通線だった国鉄矢島線(羽後本荘～矢島間)は、鉄道としての存続方針が固まる前に弘南鉄道が引受を表明(同じく第1次特定地方交通線だった国鉄黒石線を引受。同社の路線に転換し黒石線となる。平成10年廃線)しましたが、地元では沿線自治体(現在は沿線市町の合併で由利本荘市)…… more などが出資する由利高原鉄道株式会社を設立。第三セクター転換し、鳥海山ろく線という線名で再出発しました。 【切符(記念以外)】 《乗車券(昭和62年)》 　第三セクター転換当初の硬券乗車券は、表面の背景が沿線市町の地図(3種類)、裏面は沿線市町(当時の本荘市、由利町、矢島町)の案内になっていました。 　写真は3種類の地図を繋ぎ合わせてみたもの。3種類を合わせてもぴったりにならなかったので4枚の画像を合わせています。 　裏面の案内です。 〔羽後本荘駅発行〕 　背景が地図の乗車券以外に、水色地紋の乗車券もありました。当時の乗車券は丸ゴシックの書体になっていました。 　軟券の普通乗車券(補充片道乗車券)です。 〔前郷駅発行〕 〔矢島駅発行〕 〔由利高原鉄道発行〕 　『由利高原鉄道乗車券』というタイトルの丸付け式の補充乗車券です。平成22年のほくそう春まつりに出店していた(何故か)津軽鉄道のブースで購入したものです。 《乗車券(平成12年)》 〔羽後本荘駅発行〕 　昭和62年発行分からフォントが変わっています。 〔前郷駅発行〕 〔矢島駅発行〕 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【写真】 《矢島駅にて撮影(平成2年12月26日)》 　写真左は矢島駅舎。右は同駅に停車中の羽後本荘行き一番列車(YR-1000形)。 ※2014年04月14日投稿 ※2020年10月25日更新(羽後本荘駅補充片道乗車券を追加) 【関連記事】 《同線の観光列車･ラッピング列車》 　由利高原鉄道 宇宙戦艦ヤマト号 　由利高原鉄道 鳥海おもちゃ列車｢なかよしこよし｣ close

由利高原鉄道 鳥海山ろく線