弘南鉄道大鰐線　桜ミクラッピング電車　（第667回）２０２０年７月１０日　亡き母と甥の崇くんの法要に参列するため一人青森に向かったオバ鉄。乗車した奥羽本線快速弘前行き3624Mの車中でJR北海道キハ261系5000番台はまなす編成の甲種輸送をキャッチ！！４カ月ぶりの鉄道旅は幸先良…… more くスタートしました。浪岡駅を過ぎると進行方向右側に秀峰津軽富士岩木山が見えてきて終着弘前駅に到着です。弘前駅では桜ミク（春をイメージした装い季節感あふれるデザインを身に纏い冬の終わりから春先にあらわれる「初音ミク」から派生したキャラクター。2020年、2021年弘前さくらまつり公式応援キャラクター。）ウェルカムボードが迎えてくれました。「２０２１年弘前さくらまつり　101回目の桜で逢いましょう」と記されており、オバ鉄も101回目のさくらまつりに参加したいです。そろそろ腹ごしらえをしなくては…。オバ鉄は弘前駅中央口１階にあるそば処こぎんの駅そばならぬ駅うどんが大好き！！細い平打ち麺が稲庭うどんのようで美味しいですよ(*´ω｀*)オバ鉄はビジネスホテルに荷物を預けて弘南鉄道大鰐線中央弘前駅にやって来ました。弘南鉄道は平川市（旧平賀町）に所在する民鉄で、弘南線（弘前ー黒石駅）と大鰐線（大鰐ー中央弘前駅）の２路線を運営。大鰐線の利用者数は1974年度をピークに年々減少。2017年3月で廃止されるはずでしたが、廃止方針を白紙撤回し現在に至ります。しかし2019年4月　上り列車が脱線する事故が発生。再び予断を許さない状況になっているのです。この大鰐線と平行するのがJR東日本の奥羽本線。JRの弘前ー大鰐温泉駅間の所要時間は11分で運賃は240円。それに対して、大鰐線の中央弘前－大鰐駅間の所要時間は35分で440円。圧倒的に大鰐線の方が、分が悪いのですその上、中央弘前駅へのアクセスも不便。（JR弘前駅から１．３ｋｍ、徒歩約15分の位置にあります。）致命的です。中央弘前駅は昭和の雰囲気を醸し出すどこか懐かしい駅舎。駅舎に入るとあらっ！弘前ねぷた祭と桜ミクのコラボポスターが掲示されていました。中央弘前駅舎内改札が始まったのでホームに移動すると電車に「古津軽」というヘッドマークが掲げられていました。中央弘前駅ホーム青森県庁のHPによりますと「古津軽」とは岩木山を中心に広がる津軽地域に古くから現在まで伝わっている祭りや信仰、芸能、食文化などを津軽に息づくたくさんの小さな「ものがたり」とともに楽しむ新たな観光ブランドなのだそうですよ。そして今年のイチ押しが「鳥居の鬼コ」！！岩木川流域には全国的にも珍しい「鳥居の鬼コ」が鎮座している神社が多くみられるそうです。車内には古津軽の宵宮をイメージしています。扇風機の風で金魚の飾りが揺れて風情が感じられますね。運転台の後方には月夜見神社の鬼コのパネルが設けられ撮影スポットになっています。この古津軽号、東急車輌製造の昭和40年製でした。動画もあります↓津軽大沢駅構内には大鰐線の車庫と検修所が併設されて、除雪用ラッセル車キ100形の姿がありました。津軽大沢駅ラッセル車キ100形そして車庫から桜ミクラッピング電車が顔を出していました。まさか桜ミクラッピング電車で出会えるとは４カ月ぶりの鉄道旅はミラクルでいっぱいです。義塾高校前駅を発車すると石川陸橋に差し掛かります。ここでJR奥羽本線をオーバーパスします。約３５分で起点大鰐駅に到着です。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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