ブログ公開のタイミングを逃してしまっていた駅のご紹介！北陸鉄道・浅野川線の終着駅、内灘駅です。なぜこのタイミングで公開かって言いますと、いろいろあって公開を忘れていたというコト、調べ物がはかどらず、巧く書けていなかったコト（いいわけです）、そして、2026年を目途に建て替えが決定…… more した模様！というコトなんです。駅舎右側の階段は、ラッシュ時に使用される、降車専用の改札。改札を出ると、路線バスに直結！北鉄・浅野川線は、もともと浅野川電気鉄道の駅として1929（昭和4）年に開業。当時の駅名は粟ヶ崎遊園前駅で、さらに線路はその先粟ヶ崎海岸まで続いていました。1945（昭和20）年、浅野川電気鉄道は北陸鉄道に合併されます。が、今でも浅野川線のことを浅野川電鉄＝「浅電」と呼ぶ人も多いんだそうです。1960（昭和35）年に粟ヶ崎遊園前駅を0.1キロ移動し、現在の内灘駅となりました。1974（昭和49）年に粟ヶ崎遊園前-粟ヶ崎海岸間が廃止となり現在の終端駅の形となりました。現在の内灘駅の駅舎は、1974年の区間廃止の際に整備されたモノなんだそうです。電光の広告や駅舎の壁沿いベンチが、なかなかいい雰囲気です。出札窓口側は、いろいろなポスターや宣伝、お知らせで埋め尽くされています。でも、北鉄グッズって決して多くはないんですよね。北鉄さん、企画しましょうよ！駅舎内の客用スペースは、駅舎外観からもお察しのとおり、決して広くはありません。それでいて内灘駅の一日乗降人員は2746人（2018年）。はっきり言えば、駅舎狭すぎ小さすぎです。しかも1面1線構造で、交互発車はできません。ラッシュ時には駅舎の外まで列が続くこともあるんだとか。そりゃ、建て替えの話も出ますわ。観光客や鉄分が主食の私たちは「残せ残せ！」といいますが、毎日使う人の声の方が、会社や自治体としては大事ですよね。利用者重視はやっぱり大事！浅電とも呼ばれる浅野川線の駅は、上屋がやけに低い駅が多いのは気のせいかな？浅野川線は北鉄金沢駅が1面2線、真ん中の三ツ屋駅が2面2線で交換可能なほかはすべて1面1線。旧京王井の頭線3000系の8800系・8900系が全線6.8キロを17分で快走しています。内灘駅ももともと途中駅だったというコトもあってか1面1線。改築後は車両基地を移転したうえで、1面2線の島式ホームが設置されることになるそうです。浅野川線の行き止まり部分。行きすぎたら即住宅という、恐ろしいレイアウト。あと数年すると、車両も交代していくようですし、内灘駅も様変わりしているでしょうし、うん、町や交通機関って生き物なんだな、って思います。  close

北陸鉄道浅野川線・内灘駅～（ヨソ者には）謎多き地元密着の終着駅！