★過去記事↓↓↓↓↓【知られざる鉄道①】阪急・能勢電・ｹｰﾌﾞﾙで妙見の森へ 『【知られざる鉄道①】阪急・能勢電・ｹｰﾌﾞﾙで妙見の森へ』(能勢電鉄・妙見口)撮影︰2016年(平成28年)10月2日(日)阪急電鉄・梅田駅(大阪府)急行 宝塚行きに乗車梅田駅には様々な形式…… more の阪急電車が発着ーーーーー…ameblo.jp【知られざる鉄道②】シグナス森林鉄道 ☆ 急勾配もある15インチゲージのミニ鉄道 『【知られざる鉄道②】シグナス森林鉄道 ☆ 急勾配もある15インチゲージのミニ鉄道』(前回記事の続き)(シグナス森林鉄道)★過去記事↓↓↓↓↓【知られざる鉄道①】阪急・能勢電・ｹｰﾌﾞﾙで妙見の森へ 『【知られざる鉄道①】阪急・能勢電・ｹｰﾌ…ameblo.jp　　撮影︰2016年(平成28年)10月2日(日)【妙見の森(兵庫県川西市)から麓へ】能勢電鉄鋼索線(妙見の森ケーブル)で下山(ケーブル山上12:00→黒川12:05)レトロな旧型ケーブル車両乗務員席。ケーブルカーでは、運転制御は山上駅で行い、乗務員は走行時の監視や乗客案内などを任務とする。ケーブル山上駅発車。山上駅正面の窓のある部屋がケーブルカーの運転制御室(動力室)。一本のケーブルの両端にそれぞれ車両を吊り下げ上下走行させる。5分程で、麓の黒川駅に到着。ーーーーーーーーーーーーーーー【里山を歩く】ケーブルカーの黒川駅近くのケーブル前停留所から能勢電鉄妙見口駅まで結ぶ路線バスの本数は少ない。またケーブルカーの駅前にタクシーは常駐していない。したがって、帰路は路線バスに乗車せず、妙見口駅方面まで徒歩(ケーブルの黒川駅から妙見口駅までは徒歩約20分)のどかな花折街道を歩くと、彼岸花(曼珠沙華)が咲く秋の里山の風景。能勢電鉄・妙見口駅前を通り過ぎ、さらに歩く。能勢電鉄妙見線を右手に緩やかな坂を下る。妙見口駅に向かう能勢電鉄の電車が30パーミルを超える急勾配を上っていく。ーーーーーーーーーーーーーーー【桜谷軽便鉄道へ】妙見口駅からさらに10分程歩いて行くと、左手に突如踏切のオブジェが。ここは、個人所有のナローゲージ鉄道、「桜谷軽便鉄道」の入口。この日は家庭菜園に続く緑色の鉄柵門が開かれており、一般人が敷地内に入れる日。桜谷軽便鉄道(さくらだにけいべんてつどう)は、鉄道愛好家の持元節夫氏が趣味で設置・運営し、大阪府豊能郡豊能町東ときわ台にある個人所有の15インチゲージ(軌間381mm)の自家用ミニ鉄道(庭園鉄道)。桜谷軽便鉄道の名称は、この地に昭和時代中頃まで稼働していた桜谷鉱山(銅山)に由来。敷設当初は、自宅敷地内の家屋の周りに線路を敷設していたが、その後、規模拡大のため、能勢電鉄妙見口駅又はときわ台駅から徒歩約10〜15分の丘の上の家庭菜園内にある現在地に活動を移し、持元氏やサポートスタッフにより運営されている。　路線は、長さ130mの周回エンドレスの電化路線である「南山線」のほか、一段低い位置には手押し車両が走行できる「こども人車軌道」(旧 下部軌道)と、物資運搬用の「インクライン」がある。車両は、手づくりの機関車(電気機関車、蒸気機関車、バッテリー機関車)、気動車(ガソリン動車)、客車、貨車、人車など多種多様。原則、毎月第一日曜日13〜15時頃に月例運転会が開催され、一般公開される。南山線・こども人車軌道は無料で乗車できる。その他、体験運転なども行われる。(※2021年2月現在、コロナ禍により月例運転会等休止中)13時頃に訪れたら、すでに一般公開の運転会が始まっていた。のんびり走る列車電車は、実際にパンタグラフで架線から集電して走る。「桜谷」駅。この駅は通過し下車はできない。電車は「桜谷」駅をまわりこんで、エンドレス軌道を戻ってくる。ループして周回線を戻ってくる。10号木製電車2011年(平成23年)製作。旧・上田交通(長野県)車両を参考に、旧・庄内交通(山形県)風の塗装。床下には抵抗器等の機器を設置。現在、桜谷軽便鉄道南山線の代表車両の一つ。桜谷軽便鉄道では、体験運転のための運転免許講習も行っている。電車に併結された後ろの車両は無動力の客車。電車に連結し、牽引され走行。ホハ150客車。2004年(平成16年)製作の客車で乗車定員8名。ホハ150客車は、10形電車と通電接続するジャンパ栓受けがあり、ジャンパ栓を通じホハ150の尾灯が点灯する。ここを走る車両は、昭和30年代頃まで活躍していた草軽電気鉄道(群馬・長野県)、越後交通(新潟県)、秋保電気鉄道(宮城県)などの車両などをイメージしたそう。キハD11電気式ガソリン動車2012年(平成24年)製作。静岡鉄道の旧気動車をイメージ。桜谷軽便鉄道の中で最も大きなサイズの車両。桜谷軽便鉄道の車両は、実際に人が乗り込んで走行する。細長い周回路線。両端はエンドレスになっている。この奥が乗降場である「風の峠」駅。眼下には、能勢電鉄ときわ台の住宅街が広がる。小さな踏切。警報機や遮断器はない。もう一つの駅前の踏切を渡り階段を下って行くと、もう一つ、人車用軌道がある。踏切を通過する列車青い回送車両が桜谷駅を回り込んでやってくる。ガソリン動車のため、パンタグラフは無い。ここでいったん停車留置線へバックで入線留置線入線完了桜谷軽便鉄道乗り場である「風の峠」駅傘付き街灯もある。風の峠駅ホーム風の峠駅のすぐ脇には車庫がある。2010年(平成22年)製作のホハ7デッキ付き客車風の峠駅ホームに停車中のホハ150客車手づくりのサボ付きホハ150客車内。天井には車内照明もある。風の峠駅に隣接した車庫の周りのエンドレス軌道を走行する列車1996年(平成8年)製作の荷物運搬用の16号台車車庫給水塔などもある。電気機関車牽引の客車列車が入線電気機関車ED51号機。2013年(平成23年)製作。デッキ付きの電気機関車で、旧・越後交通の電気機関車をイメージ。ホハ7客車、ホハ8客車の2両の客車を連結ホハ7は2010年(平成22年)製作。ホハ8は2013年(平成25年)に元キハ3気動車を改造した車両。　　左端の蒸気機関車は、ライブスチームを改造したもので、実際に石炭で走る。2000年製作の蒸気機関車8号機(※左端。現在はバッテリー機関車に改造)5インチゲージライブスチーム用の石炭焚きボイラーを搭載し蒸気を動力にした機関車｡ボールドウィン社製サドルタンク機をイメージ。その後、蒸気エンジンが故障し実質休車状態となり、2020年(令和2年)バッテリー式機関車に改造された。電車は、36ボルトの電気が流れる架線からパンタグラフで集電し走る。急カーブを通るため、連結器はやたら長い。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー列車に乗車(後方展望)風の峠駅を発車周回路線を約2分で一周する。秋はコスモスの中を走る。留置線が分岐急カーブを回り込む。内側のレールはガードレール付き。桜谷(櫻谷)駅を通過桜谷駅ホームにはSL列車(回送列車)が停車中青いガソリン動車も留置中始発駅の風の峠駅の裏側を回り込む。180度の急カーブを曲がる。御歳90歳を超えるオーナーの持元節夫氏と思われる紳士が、線路の保守作業中。雑草の生えた線路枕木は木製崖沿いの急カーブを曲がると始発駅の風の峠駅に戻ってくる。車庫の脇を走行　周回軌道を一周し、「風の峠」駅に到着。珍しい鈍端分岐器(ポイント)。トングレール使用の尖端分岐器とは構造が異なる。分岐器の転轍機に付けられたハンドルはダンベルだそう。★動画(You Tube)↓↓↓↓↓鉄道旅行ランキングへにほんブログ村(続く) close

【知られざる鉄道③】桜谷軽便鉄道☆個人所有の15インチゲージ鉄道、一般公開