新大阪駅から東海道本線で尼崎駅に移動してきました。3番線の到着です。 尼崎駅は兵庫県尼崎市潮江にある尼崎市の代表駅。阪神にも尼崎駅がありますが、南に大きく離れた全く別の駅です。同じ名前の別の駅･･･関西私鉄ではよく見かけるような気がします。乗り入れ路線は当駅を所属線とす…… more る東海道本線と当駅が起点となる福知山線、当駅が終点となるJR東西線の3路線。運転系統でいうとJR神戸線、JR宝塚線、JR東西線･･･。福知山線は東海道本線の大阪方面やJR東西線と直通運転されています。駅構造は島式ホーム4面8線。駅舎は橋上にあります。駅はJR東西線の開通に合わせて大規模な改良が行われたそうです。3,4番ホーム神戸方からの様子。3番に西明石行き、4番に新三田行きが停車中。駅構造やのりば、発着列車については以前に少しまとめました→→2015年5月の尼崎駅多分今も変わらないと思うので今回は省略。橋上駅舎に上がります。橋上駅舎には真ん中に南北自由通路があり、東西両側に改札口があるといった構造です。左が西改札、右が東改札。 今回は南口に出ました。南口の様子。尼崎駅というとエディオンの印象が強いです^^; 駅舎は1995(平成7)年11月、JR東西線開業に伴って橋上化されたそうです。1995年といえば大震災があった年ですかね･･･。さてさて、ここでJR東西線に乗り換える予定。ですが、せっかく来たのである場所に立ち寄ろうかと思います。ある場所とは･･･尼崎港線の廃線跡です。尼崎港線は塚口駅から尼崎港駅までを結んでいた福知山線の支線という扱いの短い路線でした。貨物優位の路線だったのかな？ 1981(昭和56)年4月に旅客営業が廃止。路線自体は貨物線として残りましたが、結局1984(昭和59)年1月に廃線となりました。80年代にはDLの牽く旧客列車が走っていましたよね。当時は和田岬線や清水港線と同じようなイメージを持っていました。播但線支線の飾磨港線もありましたね。いつか廃線跡訪問しようと思います。廃止直前にあった駅は、塚口→尼崎乗降場→金楽寺→尼崎港。このうち金楽寺駅があったところまで歩いていくことにしました。40年近く昔の話なので痕跡がどれだけ残っているかな？まず、南口を出て線路沿いを西に向かいます。すると南北を通る大通りに突き当たりました。この辺りに尼崎乗降場があったらしいです。尼崎乗降場があったであろう付近を南側から。東海道本線が横切ります。尼崎乗降場は東海道本線を南北に跨ぐ築堤上にあったそうですが、築堤もろともなくなっていました。面影なし･･･。今は東海道本線をくぐるこの立派な道路沿いに線路があったんでしょうね。ちなみに福知山線本線はもう少し西側で東海道本線から分岐して、北に大きくカーブしています。このカーブはあの忌まわしい事故があった場所･･･。そのカーブが終わって北に向きが定まったあたりから、尼崎港線が南に分岐していたと思われます。というか、線形的には元々は本線が尼崎港線のほうだったように見えます。ここから大通りを南に向かいます。しばらく歩くとY字のような交差点に差し掛かりました。その西側の路地裏に入って行くととても小さな緑地がありました。｢天神橋緑地｣といわれるこの場所が元々金楽寺駅があった場所となるようです。住宅地の裏手といったような場所にひっそりとありました。線路が残されているように見えますが、これは線路をイメージしたタイルでした。北側の尼崎方面。奥に見える住宅の敷地がまさに線路があった場所だったんでしょうね～。この先住宅が縦列しています。南側の尼崎港方面。こちらも同じように元線路だと思われる上を住宅が縦列しています。今のところ痕跡はここくらいしか見つけられませんでした･･･。最初はここで引き返すつもりで歩き始めましたが、せっかくなのでこのまま南に進みます。この先には廃線跡がよくわかる場所がいくつかありました。つづく行程：新大阪(1125C高槻発新三田行)尼崎(徒歩)[廃]金楽寺(徒歩)[廃]尼崎港にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

西日本完乗への道-関西JR編(37) 福知山線支線尼崎港線 (尼崎駅→金楽寺駅跡) ～廃線沿いをお散歩 その1～