※鉄印を追加しました。 　平成18年2月11日(土)、高千穂駅訪問後にレンタカーで一気に湯前まで移動しました。カーナビで時間優先ではなく距離優先モードで移動したところ、とんでもない山道を100キロ近く走る事になってしまいました。運転に疲れたので、湯前駅前の駐車場に停めて人吉まで…… more 往復、多良木駅前の町営温泉で入浴後、道の駅で車中泊。12日は車で免田と人吉の2駅で収集する事にしました。 　湯前駅に着いて気づきましたが、土休日はくま川鉄道有人5駅のうち、相良藩願成寺･多良木･湯前の3駅が非営業日となっていたのでした(駅の掲示には確か『平成11年1月1日から』と記されていたと思います)。それらの駅で発売されている切符は後日郵送にて購入しています。本社で一括して取り扱って頂けましたが、注文を受けてから、各駅分を本社が入手してくるそうです(私の場合は届くまで10日ほどでした)。この会社は現場や本社の方が凄く丁寧で親切に対応して下さり、効率よく収集できました。 【入場券･乗車券(記念以外)】 《人吉駅(平成18年2月12日収集)》 　今回は硬券全券種を含む手売り券を収集してみる事にしました。 　『縁起切符』とよばれるおかどめ幸福ゆきの記念用硬券以外の硬券は在庫がなくなると補充されず、基本的に廃止となるようです(複数の駅員や乗務員の方々のお話)。 土休日非営業駅も含む有人5駅には券売機があり、片道乗車券と主要駅への往復乗車券･回数乗車券が設定されており(確か入場券の設定もあったような気もしますがよく覚えていません)、券売機売りがメインとなっていくようです。 　なお、往復乗車券･回数乗車券は主要駅のみの設定なので、それ以外の区間は手売りでの対応となるそうで、硬券廃止後に残る切符は軟券(補充券･手売りの回数乗車券･団体乗車券)となるようです。 〔硬券〕 ・人吉→肥後西村　　　　　　240円 ・人吉→木上 おかどめ幸福360円 ・人吉→おかどめ幸福　　　 360円(※記念用。断線なし) ・人吉→東免田 公立病院前510円 ・人吉→多良木　　　　　　　 560円 ・人吉→東多良木　　　　　　620円 ・人吉から肥後西村行(往復)480円 ・人吉から免田行　　　(往復)820円 ・人吉から多良木行　(往復)1120円 　※上記の硬券のうち断線なしで着駅が『おかどめ幸福』単独表記のものは、 　　人吉駅の券箱に『記念用』と書かれ、同じ運賃の『木上 おかどめ幸福』表記 　　の券と区別されています。 　　この記念用単独表記の券は同社ホームページの記念乗車券通販で取り扱って 　　いる台紙付き記念切符のものと同じで、駅員の方はこの券を『縁起切符』 　　と呼んでおられました。 〔補充券〕 ・補片(発駅･発行駅名常備) ・特補(発行駅名補充式) ・回数乗車券(発行駅名･区間補充式) ・団体乗車券(発行駅名補充式) 　※補往は訪問時はありませんでした。 《相良藩願成寺駅(平成18年2月24日収集)》 〔硬券〕 ・相良藩願成寺→人吉 川村　　　　　　180円 ・相良藩願成寺→肥後西村　　　　　　 210円 ・相良藩願成寺→一武　　　　　　　　　 280円 ・相良藩願成寺→東免田 公立病院前460円 ・相良藩願成寺→多良木　　　　　　　　510円 ・相良藩願成寺→湯前　　　　　　　　　 680円 ・相良藩願成寺から肥後西村行(往復)420円 ・相良藩願成寺から免田行　　　(往復)820円 ・相良藩願成寺から多良木行 (往復)1020円 　※同駅の硬券は全てピンク地紋です。硬券入場券はありません。 〔補充券〕 ・補片(ピンク地紋。発駅･発行駅名常備) ・補往(黄色地紋。発駅･発行駅名常備) ・特補(黄色地紋。発行駅名補充式) 《免田駅(平成18年2月12日収集)》 〔硬券〕 ・おかどめ幸福駅 普通入場券　　　　　180円 ・免田→東免田 おかどめ幸福　　　　　180円 ・免田→おかどめ幸福　　　 　　　　　　 180円(※記念用なのか？断線なし) ・免田→多良木 公立病院前 木上　　　210円 ・免田→東多良木 一武　　　　　　　　　 240円 ・免田→湯前 肥後西村 川村　　　　　　320円 ・免田→人吉 相良藩願成寺　　　　　　 410円 ・免田から相良藩願成寺 人吉行(往復)820円 　※免田駅にはおかどめ幸福駅の普通入場券はありますが、免田駅のものは 　　ありません。 　※上記の硬券のうち断線なしで着駅が『おかどめ幸福』単独表記のものは、 　　人吉駅と同様に『記念用』として作られたのか分かりません。 〔補充券〕 ・補片(発駅･発行駅名常備) ・補往(発駅･発行駅名常備) ・特補(発行駅名補充式) 　※免田駅の補往と特補は黄色い券でピンク色のものより古いそうです。 　※写真は省略していますが、免田駅にも回数乗車券(発行駅名･区間補充式)が 　　ありました。様式は人吉と全く同じです。 　※免田駅での団体乗車券の有無は聞いていません 《多良木駅(平成18年2月23日収集)》 〔硬券〕 ・多良木→肥後西村　　　　　　　　　　　410円 ・多良木→相良藩願成寺　　　　　　　　510円 ・多良木→人吉　　　　　　　　　　　　　　560円 ・多良木から相良藩願成寺行(往復)1020円 　※同駅の硬券は全てピンク地紋です。硬券入場券はありません。 〔補充券〕 ・補片(ピンク地紋。発駅･発行駅名常備) ・補往(ピンク地紋。発駅･発行駅名常備) ・特補(ピンク地紋。発行駅名補充式) 《湯前駅(平成18年2月24日収集)》 〔硬券〕 ・湯前→(小児用)80円区間(※売価　90円。黄色地紋) ・湯前→ 　　　　 160円区間(※売価180円。黄色地紋) ・湯前→(小児用)人吉 相良藩願成寺　　320円(※売価340円。黄色地紋) ・湯前→免田　　　　　　　　　　　　　　　　 320円 ・湯前→おかどめ幸福　　　　　　　　　 　 360円 ・湯前→肥後西村　　　　　　　　　　　　　 510円 ・湯前→人吉 相良藩願成寺　　　　　 　　680円 ・湯前から人吉 相良藩願成寺行(往復)1360円 　※同駅の硬券のうち、黄色地紋は旧券で、実際に使用する場合は運賃変更印を 　　押して販売するそうです。 　※硬券入場券はありません。 〔補充券〕 ・補片(ピンク地紋。発駅･発行駅名常備) ・補往(ピンク地紋。発駅･発行駅名常備) ・特補(黄色地紋。発行駅名補充式) 《車内(平成18年2月11日収集)》 〔車内補充券〕 　くま川鉄道初乗車となる湯前18:42発人吉行22Dは運良く車掌が乗務する列車でした。ここは基本的にワンマン運転ですが、乗客の多い時間帯は乗務されるそうです。 ・事由が片道･往復･区変･手廻品の4種類ある券(券のタイトル不明。写真左) ・『車内片道乗車券』(写真右) の2種類ありました。 《券売機発行の乗車券(平成18年2月11日使用)》 　今回、実際に使用した切符は券売機券ですが、地紋が2種類ありました。 ・セグッチョ君入りオリジナル地紋(写真左。湯前駅発行) ・食券風地紋(と呼んでおきます)　(写真右。相良藩願成寺駅発行) セグッチョ君入り地紋が券売機券の旧券、食券風地紋が新券となり、『コスト縮減』を目的とした新券への移行が進んでいます。手元に残っていませんが人吉駅で購入した券はセグッチョ君入りオリジナル地紋でした。又、駅や車内で着札を見た限りでは免田と多良木は新券に移行しているようです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【記念券】 《おかどめ幸福きっぷ(ハート型)(平成22年2月22日)》 　ハート型台紙付きのおかどめ幸福きっぷで360円。くまモン台紙付きのおかどめ幸福きっぷも発売されましたが、そちらは売価が400円となっています。 《湯前線開通八十八周年記念切符(平成24年8月8日)》 　湯前からおかどめ幸福ゆきの硬券乗車券と台紙のセット。硬券乗車券、は先述の平成18年に湯前駅で発売されていた券と異なり小児断線がありません。 　平成26年3月のくま川鉄道オンラインショップで購入時には売価400円(乗車券の額面は360円)。なお、同ホームページによると発売当時は『八十八夜の無農薬茶、八が付くご利益のあることわざを付けたカードと合わせて880円』で販売されたとの事。 《祈願成就入場券(相良藩願成寺)(平成26年3月27日)》 　相良藩願成寺駅の硬券入場券と台紙のセット。入場券の額面は180円ですが、売価は220円です。 　 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【鉄印】 《くま鉄オンラインショップYahoo!店発売分》 　令和2年7月豪雨の被災により全線で運休となっていますが、オンラインショップ限定でグッズ類とのセット販売をしています。 ※2006年03月03日掲載(硬券､補充券) ※2014年03月30日更新(幸福きっぷハート型､八十八周年､祈願成就入場券) ※2021年04月08日更新(鉄印) 【関連記事】 《湯前線で運行されている水戸岡鋭治氏デザインの観光列車》 　くま川鉄道 KUMA1･KUMA2 　くま川鉄道 田園シンフォニー 《湯前線に乗り入れていた急行列車の後身となる特急列車》 　JR九州 くまがわ号 《他社のくま川鉄道復興応援企画》 　いすみ鉄道 急行くまがわ号 close

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