今回は、熊本電鉄バスの大型移籍車を取り上げます。移籍車を導入し始めた頃はふそう車が多かったのですが、現在は日野車が多くなっています。熊本200か509U-HT2MMAA改1993年式元:京急バス熊本各社で見かける京急のブルリワンステが電鉄バスにも移籍しています。この車が移籍した頃…… more からは、移籍車のほとんどはワンステになっています。熊本200か572U-LV324L1994年式元:国際興業バス電鉄バスでは珍しいキュービックで、この車は国際興業からの移籍車です。4枚折戸でハイバックシートと、電鉄バスが好みそうな仕様ですが、この1台のみの移籍で終わりました。なお、他に都営と京急からキュービックが1台ずつ移籍しています。熊本200か745U-HT2MMAA1995年式元:東武バス東武バス時代は都内で活躍していたブルーリボン。多数移籍例のある東武バスのブルーリボンですが、前中4枚折戸ツーステの移籍車は大変珍しく、ここ熊電のU-代1台と、北海道中央バスグループのニセコバスのKC-代1台のみではないかと思われます。なお、他に東武バスからブルーリボンの三扉車とHRが移籍していますが、三扉車は既に廃車になっています。熊本200か822KC-HU2MMCA改1998年式元:京急バスKC-代でも京急バスのブルリワンステを導入。4社に大量に移籍したこともあって、熊本の街には欠かせない存在になっています。熊本200か896U-HU2MLCA改1998年式元:サンプルカーセーフティーウィンドウ付きで中扉が4枚折戸、しかもATというかなり個性の強い仕様ですが、サンプルカーだった経歴の車ということで納得。産交バスにもKC-RPとKK-RRのサンプルカーが移籍しているなど、熊本には地味にサンプルカーが集まっています。熊本200か920U-HU2MMCA改1999年式元:京急バス京急バスのブルリワンステですが、こちらはクーラーがビルドインのタイプになります。とにかくたくさん移籍しているため、頻繁に見掛けます。 close

熊本電鉄バス その5(大型移籍車①)