週末パスの対象路線最後の未乗車区間を潰すべく、昨年の秋に1泊2日で信越方面に行ってまいりました。今回からはその様子を。今回のターゲット路線はしなの鉄道とトキてつ妙高はねうまラインです。2日目は新潟方面にも足を延ばしてきました。今回利用した週末パス。下車印は、中込→上田→長野→直江…… more 津→小千谷→長岡→東三条。スタートは上野駅。6番線発の高崎線始発に乗車します。乗車車両は10連最後尾のクハE230-8075。 今回とは全く関係ないですが、車内には青梅線の牛浜駅の線路切替工事で深夜早朝は運休されるというニュースが盛んに行われてました。グリーン車増設対応の拡張工事らしいです。列車は7時前には終点の高崎駅に到着しました。2番線着。 2,3,4番ホーム東京方の様子。切欠き3番線には7:08発の八高線児玉行きが出発待ち。さて、ここから信越本線普通列車で横軽を越えて長野方面へ･･･と行きたいところですが、鉄路はありません。横川～軽井沢間が廃止されたのは1997年のこと、もう随分と昔のことになりました。個人的には衝撃的な出来事でしたねぇ;;その分断された信越本線の列車はお隣ホームの5番線にいました。横川行きです。これに乗車して横川からバスという手もありますが、時間がかかるので新幹線に乗り継ぎます。佐久平までの特急券を購入して新幹線連絡改札口を通ります。 乗車したのは金沢行きの｢はくたか｣。横軽をぶっ飛ばして24分ほどで佐久平駅に到着です。2番線着。予定通りここで下車します。 佐久平駅は長野県佐久市にある比較的新しい駅。元信越本線の通る小諸よりも少し南側にあります。乗り入れ路線は北陸新幹線と小海線の2路線です。1997(平成9)年10月、"長野新幹線"の開業に伴って小海線と交差する地点に開設されました。小海線には元々駅は無かったのですが、新幹線開業に合わせて請願駅として開設されています。この駅の構造の最大の特徴は、線路の交差の仕方です。一般的に後からできた新幹線が高架上にあることがほとんどだと思いますが、この駅は逆になっています。新幹線の駅を地上に設置して、元々地上にあった小海線を高架上に持ち上げたそうです。駅前後のトンネルや道路と勾配を考慮した結果のようですね。新幹線の駅構造は地上にある相対式ホーム2面2線。待避線がなくホームドアが設置されています。2番ホーム軽井沢方からの様子。軽井沢方面。東京行きが出発したところです。すぐ先にトンネル口が見えます。駅舎は橋上にあります。階段を上って2階コンコースへ。待合室の手前には酒樽が並べられていました。千曲川の上流に位置する佐久には多くの酒蔵があるそうです。ここで小海線に乗り換えますが、案内によると小海線のりばへは一旦改札口を出る必要があるようです。新幹線改札口の様子。出入口は南北にそれぞれあります。こちらは北側の浅間口です。南側の出入口は蓼科口と呼ばれています。蓼科口からは駅前ロータリーの向こうに小海線が走っていくのが見えました。それでは、しなの鉄道に乗車するため小海線で小諸方面に行こうと思います。小海線へは浅間口側の長ーい通路を通っていきます。小海線のりば入口。ここを入ると通路を仕切った待合室になっていて、改札口はありません。 待合室通路を抜けてホームに出ます。小海線の駅構造は高架上の単式ホーム1面1線。つまり、当然ですが両方向の列車が発着します(伏線1)。新幹線と交差する真上辺り。｢小淵沢｣と｢小諸｣、どちらも｢小｣から始まる駅名。｢小海｣もそうですね(伏線2)。雲隠れしてますが向こうに見える山は浅間山か？(伏線3)  本当は蓼科山や霧ヶ峰あたりと思われます(多分)。しばらく待って列車がやってきました。キハ110が来ると予想してましたが、これはキハE200系ですね。 キハE200系はディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池で走るハイブリッド車だそうです。基本的には"電気式ディーゼルカー"なのかなとは思います。見た目はキハE130系に似てますが、この形式は小海線でしか見られないようですね。2連先頭車のキハE200-2に乗車。車内は大変混雑してました。この列車で小諸方面に向かいます。向かうつもりでいたのですが･･･(伏線回収･･･)行程：上野(821M高崎行)高崎(551Eはくたか551号金沢行)佐久平(124D小海行)中込にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

週末パス20晩秋(1) 小海線･北陸新幹線 佐久平駅 ～新幹線と在来線の交差が一般とは逆の駅～