上信電鉄に新型式の車両が5編成も仲間入り！１編成が準備中なので、6編成も新型式が来て大賑わい！はい、上信電鉄700形のコトですよ。第１編成・上信オリジナル色ながらくJR東・高崎支社の両毛線、上越線、吾妻線などで活躍していた107系100番台。余剰となった急行型を流用した165系で…… more はラッシュに対応できず、昼間の閑散帯は3両編成で空気輸送･･･そのため、2両単位で2，4，6両と柔軟に対応できる107系が大活躍していたんです。第2編成「ジオパーク」ところが、高崎線や東海道線をクビになった211系が大挙押し寄せ、107系は2017（平成29）年、JR東日本から姿を消すことになりました。世の中捨てたものじゃありませんよ。捨てる神あれば拾う神あり。高崎駅を挟んで反対側に線路を延ばす上信電鉄が、「２両編成で走れるんなら譲ってもらうわ」と、2両×6編成を購入。2019（令和元）年に営業運転を開始しました。上信線では2両編成で走りますので、貫通扉の渡り板はカット。スカートも新しくし、ワンマン対応工事などを経てのデビューです。JR以来の３ドアロングシート10人掛けの車内です。シートが短いところは車いすなどのバリアフリースペースです。全部の駅がバリアフリーかどうかはお察しください。モケットや化粧板は一新され、明るい車内が印象的ですね。 ワンマン運転なので、両側のドアのところに整理券発行機、乗務員扉の手前に運賃収受箱が設置されました。（もはやJRの雰囲気は皆無ですわ）無人駅では、運転士さんが客扱いを行います。（フレンドリーな秩父鉄道と違って、敬語が標準！）運転席は165系以来の装備です。国鉄だ！ワンマン対応として、ドアスイッチが新設されているのがわかりますか？マスコンとブレーキハンドルの間の真新しい機械がそうです。無人駅では前部の車両の前扉だけが開閉し、有人駅では全部のドアが開閉します。時間帯有人駅もありますが、運転士さん把握してるのか。さて、オリジナルカラーの第1編成とジオパークの第2編成は行先表示器が107系の頃からの幕式表示です。ですが、国鉄のスミ丸ゴシックではないな。上信オリジナル書体のようです。が、スミ丸に見えないこともないかもしれない可能性もありそうです･･･。国鉄が懐かしくなったら、上信電鉄に来てください。･･･もしかしたら元西武かオリジナル車両でお迎えするかもしれませんが、一日のうちには5編成のどれかがきますからね。つづくっ！ close

上信電鉄・700形（前編）～JRからやって来た（足回りは国鉄の）新型式！