京阪電車　石清水八幡宮参道ケーブル（第695回）2020年9月20日　オバ鉄ファミリーは京都市の京阪電車東福寺駅下りホームで京阪本線準急淀屋橋行きを待っていると、通過列車ばかりが駆け抜けていきます。京阪の顔といえば特急8000系。カラーリングはエレガントレッドとエレガント・イエロ…… more ーのツートンにエレガント・ゴールドのラインが配してあります。2017年に有料座席指定特別車両プレミアムカーが導入され、一度でいいから乗ってみたいですね。そして2008年に導入された新しい京阪のイメージを具現化したという京阪特急青のバージョン3000系。デザインコンセプトは「風流の今様」。えっ！！「風流の今様」って何？京阪電車のＨＰによりますと「古都京都と水都大阪を結び豊かな文化・風情に彩られた沿線イメージを守りつつ、新たなサービスに取り組む進取の精神と現代的な感覚を融合」なんだそうです。まあ美しい自然の風景を重んじ、それを現代風にアレンジするってことなんですかね。先頭車の前面はその風流の花鳥風月をイメージした円弧状になっています。やっと準急淀屋橋行き1500型がやって来ました。オバ鉄はＪＲにばかり乗り、あまり大手私鉄に乗る機会がないので、大手私鉄の列車種別の多さに戸惑ってしまいます。基本種別の普通・急行・特急なら分かるんですけどね。快速特急・特別快速・準特急・準急となるとどれが一番速いのか列車種別の案内標をガン見してもこんがらかります。結局、京阪本線において準急は出町柳駅から萱島駅間は準急という名の各駅停車でした。東福寺駅を出ると宇治線との接続駅中書島駅まで京都市を南下。中書島から宇治川沿いを西進すると京阪電車の淀車庫が見えてきます。宇治川・木津川と渡ると約28分で石清水八幡宮駅に至ります。石清水八幡宮駅舎関西の未乗車のケーブルカーは7路線。そのうち5路線を今回の旅行で完乗する予定です。まず手始めに京阪電車の石清水八幡宮参道ケーブルにチャレンジです。あれれ、京阪というと男山ケーブル（通称）じゃなかったの？と、思う方もいらっしゃると思いますが、令和元年に通称を石清水八幡宮参道ケーブル、八幡市駅をケーブル八幡宮口駅、男山山上駅をケーブル八幡宮山上駅に変更しました。石清水八幡宮駅からケーブル八幡宮口駅までは所要約2分。とってもアクセスが便利です。ケーブル八幡宮口駅駅舎内に足を踏み入れると燦然と輝くケーブルカーこがねの姿がありました。まさしく黄金色に煌めいてこんなに美しいケーブルカーを見たのは初めてです。神奈川県伊勢原市の大山ケーブルカーもスタイリッシュで凄いと感じましたが、それを超えて圧倒されましたね。石清水八幡宮参道ケーブルのＨＰによりますと、令和元年という節目にデザインをリニューアル。対を成す二両のケーブルカーを神の遣いとされる石清水八幡宮の「阿吽の鳩」になぞらえ、それぞれの車両を「陽の遣い　あかね」「月の遣い　こがね」と太陽と月の関係に見立てたそうです。これこそ「風流の今様」ですね。車両内のインテリアも赤色と黄色の配色でカラーデザインを統一的に演出してました。石清水八幡宮参道ケーブルの路線距離は0.4ｋｍと短いのですが、トンネルがあり、トンネルの中で下りのケーブルカーと擦れ違います。トンネルを抜けると男山橋梁を渡り、再びトンネルを抜けると終点のケーブル八幡宮山上駅に到着です。（所要時間3分）トンネルを抜けると男山橋梁渡るケーブル八幡宮山上駅動画もあります↓駅舎の写真を撮っていると「一望絶賛の景色」という立て看板を発見！！展望台へ行ってみることにしました。急な階段を上ると視界が開け京都洛南の景観が一望出来ます。ここ男山は京都盆地の南に位置し、宇治川・木津川・桂川の三つの川の合流部に面した丘陵地。京都タワーがよく見えます。その奥に見える山が比叡山、平安京の鬼門（北東）を守るために配置されたのが比叡山延暦寺。そして裏鬼門（南西）に石清水八幡宮を配したといわれています。先ほど電車から見えた淀車庫も見えますね。まさしく一望絶賛の眺めです。今年6月からケーブルカー制覇計画を実行して参りましたが、晴れたのは今回が初めて！！ケーブルカー山上駅周辺の眺望ってこんなに素晴らしかったんですね。明日も天気が良いことを願いつつ、復路はケーブルカーあかねに乗り男山を下りました。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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