京阪電気鉄道は昨日、このコロナ禍で利用客が急減したのを受けて、９月25日のダイヤ改正で大減便を行うと発表しました。大津線を除き、平日では15％ほど、土休日では19％ほど減便されます。　まずは、京阪本線から。昼間帯の特急・準急は、それぞれ…… more 10分おきから15分おきに改められます。快速急行が30分おきに運転されます。この快速急行は3000系が主力となり、プレミアムカーが導入されます。また、全車プレミアムカーの「ライナー」については、朝４本、夜２本から朝５本、夜４本に増便されます。尚、平日の出町柳発淀ゆきの終電が019から006に繰り上がります。　次に、交野線、宇治線、中之島線。10分おきから15分おきに改められます。中書島発宇治ゆきの終電が019から2358に繰り上がります。　そして、石山坂本線。学休日ダイヤが導入され、沿線の学校が休みの時には７時台から９時台が減便されます。また、近江神宮〜坂本比叡山口間については、日中帯は10分おきから20分おきに改められます。さて、本題に。７時58分発の2422Dで小出駅を出発。進行方向左手に陣取ります。８時33分に入広瀬駅に到着。一見する限り島式ホーム１面２線ですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです！で、駅舎側の線路は、保線用車用の側線になっているのです。駅舎に入る前に駅裏を。この入母屋造の建物は、手ほどき仕事館です。では駅舎の中へ。無人化されて窓口が閉鎖されています。トイレの前には２Fに繋がる階段がありますが、閉鎖されています。壁のタイル。駅舎が建てられた当時の村民のメッセージが記されています。そのタイムカプセルは、2039年11月５日に開封予定です。ショーウィンドーには「只見線コーナー」が。駅名板と制服と制帽が保存されています。入口側には、国鉄時代やJR化初期の駅名標がそれぞれ保存されています。それでは駅舎撮影。1989年11月５日築の「雪国観光会館」です。入広瀬村制100周年を記念して建てられました。97分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前は住宅がまばらですが、屋根の傾斜が急な住宅が建ってました。県道356号を下って右折すると、野山の里資料館がありました。この時間帯は閉まってました。話が変わりますが、高松琴平電気鉄道は一昨日、レトロ電車120号、300号のさよなら運転を８月９日に再設定したと発表しました。長尾線、琴平線でそれぞれ最終運行し、仏生山駅でさよなら撮影会を行うそうです。本来ならば５月３日の予定でしたが、大阪府などで緊急事態宣言が出ていた関係で延期になっていたそうです。果たしてこのレトロ電車、状態が状態なだけに今後の動向が注目されます。つづく close

真夏の只見線駅巡り（その２）