JR陸羽東線堺田駅・堺田分水嶺（第704回）2021年6月12日　ダンナ様のリクエストでくりはら田園鉄道公園くりでんミュージアムを訪問したオバ鉄ファミリーは今度はオバ鉄のリクエストで山形県最上町に向かいます。向かったのは俳聖松尾芭蕉が逗留した「封人の家」ではなく、そこから約200…… more m先のJR東日本陸羽東線の堺田駅。奥の細道　封人の家堺田駅への案内板JR陸羽東腺堺田駅堺田駅のホームは掘割に位置しているため少し階段を下ります。現在は片面ホーム1面1線ですが、かつては相対式ホーム2面2線を有していました。線路は撤去されましたが、下りホームは残っており、「県境の駅」と書かれた駅名標が建っています。ホームには待合室とあらっ今時としては珍しい公衆電話ボックスが設置されていました。堺田駅待合室オバ鉄の真の目的は実は堺田駅前広場にある堺田分水嶺。ウィキペディアによりますと、分水界（分水嶺とも呼ばれる）とは、異なる水系の境界線を指す地理用語。分水嶺というと山脈の尾根に位置しているイメージですが、ここの標高は３３８ｍと低く平坦な場所にある全国的にも珍しい分水嶺なのです。動画もあります↓小さな鳥居のある北から流れてきた用水路の水は、最上石の石碑が置かれているつきあたりで東と西に分かれます。東側（右側）は江合川、旧北上川を経て116ｋｍを下り、宮城県石巻市の太平洋へ。記念ショット　西側（左側）は小国川、最上川を経て102ｋｍを下り山形県酒田市の日本海へと注ぎます。右が太平洋、左が日本海分水嶺案内板用水路の流れを眺めていると、ほんの少しの違いで太平洋と日本海に分かれてしまう。まるで人生のターニングポイントのような気がしてきました。水にとっての重大な分岐点、自分の人生の分岐点を追想させられ感慨深くなりました。堺田から国道47号を宮城県側に進むと、国道沿いに宮城県の名勝鳴子峡があります。ちょうど鳴子峡鉄橋を渡る新庄行き普通725Dの姿をカメラに収めることができました。（ラッキー！！ヽ(^o^)丿）ようやく今回の旅の目的である鳴子温泉に到着。鳴子温泉は福島県の飯坂温泉、宮城県の秋保温泉とともに奥州三名湯のひとつに数えられています。（オバ鉄、これで奥州三名湯制覇です。）鳴子温泉というとこけしでも有名ですね。福島県の土湯温泉、宮城県の遠刈田温泉とともに三大こけし発祥の地となっています。あらっ、こけし型のガードレール？がありました。こちらがJR陸羽東線鳴子温泉駅。鉄筋コンクリートの2階建ての立派な駅本屋と思ったら、約3分の2が地元の施設扱いだそうです。駅舎内には小劇場やコミュニティ施設が併設されていました。足湯も設置されていて、列車を待つ間のんびりと足湯に浸るってあずましい…（津軽弁で落ち着く・気持ちがいいという意味ですよ。）ぽっぽの足湯オバ鉄ファミリーが宿泊したのは駅前の鳴子ホテル。部屋からは鳴子温泉駅のホームが望めてまさかのトレインビューでした。鳴子温泉駅ホーム快速湯けむり号硫黄泉で身体を癒し、鉄分まで補給できた1泊2日の温泉旅行でした。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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