１．1985年3月まで急行きのくにとして国鉄（現在のJR西日本)に乗り入れていた南海のキハ5501形(5551形を含む)です。難波駅に入線するときには回送マークが取りつけられていました。 南海線内の運行では「きのくに」のヘッドマークが取りつけられていました。 …… more キハ5501形の車内です。南海のディーゼルカーは国鉄キハ55形の仕様のままでしたので最後まで非冷房でした。このときの乗車体験は難波から和歌山市までの南海線内だけでした。 和歌山市に到着しました。「きのくに」のヘッドマークは和歌山市駅で取り外されていました。 細かいところが南海仕様のキハ5501形です。南海の「きのくに号」の号車番号は「A」号車または「B」号車でした。 この後、南海の「きのくに」編成は和歌山駅から国鉄のキハ58系「急行きのくに」と併結されて白浜または新宮まで行っていました。 ２．1972年3月まで南紀直通として運行されていた南海サハ4801形客車です。南海線内は特急列車として運行されていました。2001形がサハ4801形を牽引していたことで知られていましたが、2001形引退後の最晩年の牽引電車は1551形でした。 一番後ろの車両が難波～新宮間の南紀直通サハ4801形客車です。国鉄のスハ43形をベースにした南海所有の客車でした。紀勢本線では国鉄の普通列車の客車と併結されていました。(1972年3月)（おわり） close

思い出の南海「南紀直通列車」