夜明駅からは久大本線の日田方面に向かいますが、列車が当分来ないので一旦久留米行きに乗車しました。列車はしばらく三隈川(筑後川)沿いを進みます。夜明ダムを抜けて、川が大きくうねっている先でその川を渡ります。川の南側に出てまもなく、筑後大石駅に到着。ここで下車しました。次発の日田行き…… more に乗車するためには、ここで下車するしかありませんでした。 筑後大石駅は福岡県うきは市浮羽町高見にある無人駅。｢筑後｣･･･川が県境だったようです。駅名標の所在地部分が張り替えられてますね。開業は1931(昭和6)年7月のことで当時は駅名にもなった大石村だったらしく、その後に浮羽町→うきは市と地名が変わったそうです。筑後川沿いにある筑後川温泉の最寄駅です。駅構造は単式ホーム1面1線。駅舎はホーム北側に面しています。久留米方からの様子。今でこそ棒線構造の無人駅ですが、かつては駅員も配置された交換設備のある駅だったそうです。右側に草に覆われたホーム跡が見られます。ホーム跡の奥に見えるシャッターが閉じられた建物は保線車両の車庫らしいです。アースで見ると2番ホームは島式の形状で、その外側の3番線に相当する線路の延長上にあの建物があります。線路は久留米方で本線と繋がっています。夜明方からの様子。この手前、撮影は忘れましたが、こちらにもホーム跡らしきものがありました。かつての貨物ホームなのかもしれません。駅舎外観。2007(平成19)年4月に旧駅舎の跡地に建てられたものらしいのですが、この建物は正式には駅舎ではないそうです？？ うきは市が建てたもので、｢ふれあいの場 大石｣という看板が掲げられていますが、確かに駅名表示がありませんね･･･。出入口も建物の横にありました。待合室の様子。窓口はありませんが、時刻表や路線図運賃表は普通にありました。それと駅員無配置ではあるのですが、今では珍しい駅前の商店で切符を販売している"簡易委託駅"なんだそうです。というのは今知りました～^^; 今もまだ売っているのかはわかりませんが、知ってたらダメ元でもお店に行っておくところでした･･･。筑後大石駅は後で知ることの多い駅でしたね～。滞在8分、日田行きがやってきました。2連先頭車のキハ200-104に乗車します。列車は再び夜明駅を通って東へ進み、近くに宿を予約している日田駅に到着です。3番線着。日田駅といえばこのタイプの駅名標の印象が強いです。 時刻は18時。後はどこかで飯食って宿でゆっくり･･･と思っていたのですが、まだ日は落ちません。それならばと、もうひと駅訪問してみることにしました^^;ということで乗車するのは2番線にいる黄色い気動車の大分行き。対面乗換です。2連先頭車のキハ125-12に乗車しました。画像↑は後方車両のキハ125-10。これはキハ125形ですね。小テーブル付きのボックスに着席。｢行ったり来たり戦法｣をもうちょっと続けます。行程：夜明(1866D久留米行)筑後大石(1863D久留米発日田行)日田(1865D大分行)天ケ瀬にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り21夏-筑豊編(12) 久大本線 筑後大石駅 ～駅舎じゃない？けど無人駅でもないらしい～