天ケ瀬駅から久大本線日田行きに乗車して、終点の日田駅に到着しました。1番線に到着。時刻は間もなく19時。あとは宿に入るだけですが、まだ日は落ちません(驚)日田駅は大分県日田市の代表駅。日田は多くの川が三隈川(筑後川)に集まる盆地にあり、水運を生かした｢日田杉｣の産地としてよく知ら…… more れていると思います。林業や木工業で発展したという町です。乗り入れ路線は九大本線のみですが、日田彦山線の全列車がこの駅まで乗り入れていました。現在の代行バスは駅前に発着するそうです。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線。駅舎は単式1番ホーム南西側に面しており、ホーム間は地下通路で連絡しています。単式1番ホーム大分方から。中線を挟んだ右側に2番線がありますが、ホームが大きくずれています。1番線に到着した単行は、しばらくすると2番線に転線して折返しの大分行きとなりました。こちらは島式2,3番ホームの様子。大分方の端っこに地下通路の狭い階段があります。天ケ瀬に行くときに撮った2,3番ホーム久留米方の様子。右から1番、中線、2番、ホームを挟んで3番。2番に当駅始発の大分行き、3番には当駅折返しの久留米行きが停車中。乗り継ぎの際は対面乗換が可能でした。2,3番ホームの北東側には留置線が数本あって、留置車両も見られました。青い車両はキハ220-209のようです。キハ220形でも赤いものと青いものがいるんですね。それでは駅舎のほうに向かいます。地下通路を戻って1番ホームへ。改札口を出る前に･･･1番ホームで目立っていたのが、日田杉を使った大きな下駄。前回訪問時でも見ましたが、位置が変わってますね。｢温泉だけじゃダメなんだ！｣っなんぞや？？改札口の様子。みどりの窓口のある直営駅で、下車印いただけました。この右側に広々としたきれいな待合室があります。待合室も含めて、舎内全体が木に覆われた感じでした。駅舎外観。駅舎は1972(昭和47)年6月築のものを、水戸岡さんのデザインでリニューアルしたそうです。駅舎前にあるアルファベットの｢I｣が無いのが気になるところ。数年前も同じだったのでわざとだと思いますが･･･。日田は盆地特有の夏は暑くて冬は寒い気候だそうです。冬は氷点下になって積雪が比較的多く･･･と思えば夏は年間最多猛暑日を更新したこともあるそうです。駅前には暑さ対策の"霧降り"がありました。最近だと多治見駅で見たことがあったと思います。それから風鈴も沢山並んでいて、音色を奏でていました。暑さ対策に一役買っています(？)それでは宿に向かいます。まずは駅前のラーメン屋で晩御飯。久留米ラーメン系だそうです。しかし、最近旅行中はそばか中華ばかり食べている気がする･･･(というのを前回も話した気がする笑)コンビニで買いこんでから国道沿いにある"笑顔のホテル”にチェックインです。翌朝はがんばって4時には起床して、5:20頃にチェックアウト。朝は涼しいですが雨降りでした･･･。早朝の駅前。広々としています。駅前も数年前にリニューアルしたそうで、前回訪問時から雰囲気が変わってました。2日目の印を捺してもらって入場します。早朝の駅構内を覗くと･･･1番線に久留米行きの2連が出発待ち。中線には大分表示の2連。側線にはランプを点灯させた久留米表示の車両がスタンバイ中のようです。さて、この日は久大本線の未乗車区間を潰しながら久留米に向かいます。乗車するのは1番線から5:51発の久留米行き。この日の2番列車です。ちなみに大分方面の始発は7:18。この駅を境に久留米方面と大分方面では倍近くの本数差があります。2連先頭のキハ200-1104に乗り込みます。日曜の早朝ということもあるのか、乗客は私ひとりだけでした。行程：天ケ瀬(1874D日田行)日田[泊](1824D久留米行)筑後吉井にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り21夏-筑豊編(14) 久大本線 日田駅 ～日田杉の産地として知られる盆地の駅～