筑後吉井駅から久大本線を更に西に進みます。さて、次に下車する駅は駅舎の写真を見て決めました。3駅進んで善導寺駅に到着。ここで下車します。2番線着。ん？何やらデジャヴが･･･。 善導寺駅は福岡県久留米市善導寺町飯田にある久大本線の単独駅。久留米市に入ってました。全国にはお…… more 寺の名前が駅名になったものが結構あります。最近訪問したところでいえば、中央本線の高蔵寺駅や定光寺駅などなど。この駅もそうかな？と調べてみるとやっぱりありました。駅から北の方に浄土宗大本山の｢井上山善導寺｣というお寺さんがあります。駅構造は相対式ホーム2面2線。駅舎は1番ホーム北側に面しており、ホーム間は久留米方の跨線橋で連絡しています。久留米方の跨線橋からの様子。屋根無し跨線橋や駅舎の位置など、筑後吉井駅に非常によく似ています。筑後吉井駅で撮ったものと並べてみます。そっくり～。駅舎については後述しますが、改修/リニューアル前はほぼ同じ外観だったと想像します。ちなみに筑後吉井は2面3線です。 ここから並べてみます(笑) 左が善導寺駅、右が筑後吉井駅です。まず2番線に到着の図。停車位置は跨線橋のすぐ横。 久留米行きを跨線橋から見送ります。 2番ホーム日田方から。1番ホームは短い、というか西側にずれています。ずれ方も筑後吉井駅と似ています。 1番ホーム日田方から。屋根無し跨線橋の傍らに開放型待合室。これは島式の筑後吉井駅とは異なります。 日田方面。駅舎に突き当たる形の側線があります。筑後吉井駅では撮り忘れましたがよく似ています。アースで見ると側線の北側に貨物受け渡しの建物があった跡なのか？の空地があってこれもよく似ています。作る側からすれば効率よく安価に仕上げられるという利点があるのかなと(仕事の経験上)感じます。ホーム側からの駅舎の様子。庇付き駅舎で駅名標の位置がほぼ同じ。駅名標は多分善導寺の方が古いものだと思います。 駅舎内の様子。善導寺は無人駅です。窓口の形が大きく違います。というかあの壁の奥先に部屋があるのかどうか･･･というのは後述。全体的にリニューアルされた筑後吉井の方が小ぎれいです。 しかし、撮影時は比較なんて全く意識してなかったのですが、我ながら行動パターンが決まってるな･･･駅舎外観はあまり比較にならないので単独で。1928(昭和3)年12月の開業時からの素朴な木造駅舎。なのですが、左側にあった駅務室部分が撤去されてコンパクトになっています。駅務室部分を撤去してシェイプアップした駅舎で思い出すのは･･･廃止された札沼線の新十津川駅、鶴見線の安善駅、他にもいくつか見た記憶があります。逆に"へいちく"田川線の勾金駅のように駅舎を切り詰めてお店が入り、駅利用者の待合室を追い出したような形のものもあります。滞在11分ほど。久留米行きが到着するより前に日田行きが1番線に到着しました。これに乗車すれば次の久留米行きが来る前にもうひと駅稼げそうです。ということで｢行ったり来たり戦法｣で一旦日田方面に戻ります。乗車車両は先頭車のキハ200-3。日田側の顔は0番台ですね。キハ200系は0番台と1000番台が組んで2両で運用しているようです。ちなみに次に下車することになった駅にはネタ駅舎がありました(笑) ～つづく～行程：筑後吉井(1826D久留米行)善導寺(1825D久留米発日田行)田主丸にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り21夏-筑豊編(16) 久大本線 善導寺駅 ～デジャヴ？～