野上電気鉄道は鉄道事業(野上線･日方～登山口間)、バス事業を行っていましたが、1992年(平成4年)の野上線への欠損補助金見直しに伴う支援打ち切りにより、1994年(平成6年)に鉄道事業を廃止。地元運送会社の大十にバス事業を譲渡し、同社は解散となりました。 【野上電気鉄道関連…… more 商品】 《ビコム さようなら野上電気鉄道 有田鉄道(DVD･2002年5月発売)》 　野上電気鉄道の野上町の公式記録映像として制作された作品と、同じ和歌山県内にあった有田鉄道が運営していた有田鉄道線の映像を収めたDVD。協力は野上町、野上電気鉄道㈱、有田鉄道㈱。価格は税別3,800円でした。写真左はジャケット。右は野上電気鉄道の解説書。 　有田鉄道の解説書は付きませんが、元々、野上電気鉄道の映像部分のみがVHS版で発売され、それを再編集･DVD化した際に、有田鉄道分の映像が追加されたためだと思います。なお、本商品は絶版となりましたが、2013年に『ビコムベストセレクション』として品番･ジャケットデザインを一部変更の上、再発売されています。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【写真(平成16年8月29日撮影)】 　さて、野上電気鉄道が営業していた頃の海南駅は地上駅でしたが、廃線後に高架化されています。廃線跡は駅から少し歩いたところにあり、海南駅寄りは海南市区画整理課所有の空き地、登山口方面にはサイクリングロードが延びています。 　大十バス･登山口営業所の道路を挟んで向かい側に車庫がありますが、裏手から見ると旧登山口駅のホーム上にあることが分かります。旧線路跡に部分的に舗装された道路がありますが、そのうち登山口周辺も都市化されてしまうのでしょうか？ ※2005年08月10日掲載(写真) ※2021年09月15日更新(DVD) 【関連記事】 《関連路線》 　大十バス オレンジバス close

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