若松駅から海岸沿いを歩いて若戸渡船の渡場に向かいます。途中に立派で趣のある建物がいくつかありました。｢三日月屋｣というパン屋さんだそうですが、そうは見えませんね～。こちらは｢上野ビル｣。カフェや衣料関連のお店が入っているそうですが、そうは見えませんね～。ということで若戸渡船が出て…… more いる若松渡場に到着です。若戸渡船は北九州市営渡船の航路の一つで、洞海湾によって隔てられた若松区と戸畑区を結ぶ旅客航路。｢ポンポン船｣という愛称もあるそうです。若戸大橋の開通が1962(昭和37)年のこと。それまでは若松と戸畑を結ぶ唯一の交通手段で、重要な足だった思われます。ちなみに若戸トンネルもあったことは今回初めて知りました。渡し舟といえば･･･最近訪問したところだと桜島線の桜島駅の近くから出ている天保山渡船を思い出します。安治川河口を渡ってUSJ付近と天保山を結んでいます。訪問時は存在を知らず乗船はできませんでしたが･･･。東京でよく知られているものといえば、京成金町線の柴又駅、帝釈天の裏手から出ている矢切の渡しでしょうかね～。こちらは江戸川になります。｢矢切の渡し｣といえば･･･細川たかしの演歌が大ヒットしましたが、この曲、元々はちあきなおみのレコードのB面曲だったということは今知りました。この曲は多くの歌手が歌っていましたね。こんな方も歌ってました。→→【YouTube】宇多田ヒカルのお母さまの｢矢切の渡し｣まずは待合室にある券売機できっぷを購入。100円也。この奥に船着き場がありますが、船はまだいませんでした。しばらく待っていると小型船がこちらにやってきました。船着き場に到着。早速乗船しましょう～。乗船する船は｢第十八わかと丸｣でした。2011年1月就航。38.0総トン、全長16.3m、幅6.0m、出力420馬力、速力9.5ノット。旅客定員140人･･･だそうです。思った以上の人が乗れるんですね。この時間帯は15分間隔で出ているようです。15:48の便で出発です。貨物船が時折通過する隙？をついて若戸大橋のすぐ近くを航行します。戸畑渡場が見えてきました。というか若松渡場からも見えてましたが･･･。戸畑のほうは大橋のすぐ下にあるんですね。航行時間は約3分。戸畑渡場に到着です。あっという間でした～。戸畑側の船着き場の様子。戸畑渡場の様子。大橋のほぼ真下にあります。舎内の様子。待合室のベンチではおじちゃんが大の字で昼寝してました(´-ω-`)船が出るのを見届けてから渡場を後にします。さて、鹿児島本線の戸畑駅に向かいましょう。駅は渡場から南にまっすぐ伸びた道の突当りにあります。地図上では道のり約1.1km、徒歩で14分といったところです。ちなみに後ほどある方のブログで紹介されていたのを見て知ったのですが、戸畑側にも｢ニッスイパイオニア館｣など古くからの趣のある建物があるようですね。行程：若松(徒歩)若松渡場(若戸渡船)戸畑渡場(徒歩)戸畑にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り21夏-筑豊編(29) 若戸渡船 (若松渡場→戸畑渡場) ～洞海湾を渡る～