鉄印を集める旅　土佐くろしお鉄道・井原鉄道（第712回）2020年10月21日　土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線安芸駅へ向かうべく快速奈半利行き「手のひらを太陽に」号に乗車。車内↓この列車は高知県出身の（生まれは東京都ですが、父親の死後旧後免町の伯父に引き取られました。）漫画家や…… more なせたかし氏が作詞した「手のひらを太陽に」の曲にちなんでデザインされました。動画もあります↓また、ごめん・なはり線は全ての駅にやなせ氏が考案した駅キャラクターが存在する珍しい路線となっています。ＪＲ四国と土佐くろしお鉄道の共同使用駅、後免駅を発車すると列車は土讃線と並走しやがて高架橋を上り、右に大きく折れていきます。後免駅大半が高架区間であり、土佐湾沿いを走行するので、景観の良さに車窓に釘付けになってしまいます。特に夜須ー西分駅間は碧く雄大な太平洋が続き圧巻ですよ。約50分で安芸駅に到着。早速鉄印受付窓口で25個目の鉄印（書き置き印）を手に入れ、後免駅まで引き返し、岡山行きの特急南風に乗り再び岡山駅へ戻りました。鉄印受付窓口飛び地巡りの最後は岡山県の井原鉄道井原駅を目指します。特急南風岡山駅から桃太郎線総社行きキハ４７形3000番台に乗車。吉備線は2016年3月から愛称の桃太郎線が使用され、ラインカラーも桃色になりました。駅名標のラインカラーが桃色終点の総社駅で井原鉄道井原線に乗り換えます。（井原鉄道への乗り換えは一旦改札を出なければいけません。自動券売機はなく車内での現金払いになっています。）井原鉄道総社駅入口井原鉄道は旧日本鉄道建設公団の建設線井原線を引き継いだ第三セクター方式の会社。井原線は総社駅（岡山県総社市）から神辺駅（広島県福山市）を結ぶ路線です。5番線から井原線の０キロポストが見えました。総社駅を発車した列車は清音駅までの伯備線との供用区間を走り、やがて高梁川を渡河し、右に大きくカーブしていきます。清音駅の次駅は川辺宿駅。川辺宿駅名標に金田一耕助のシルエットが描かれ、「金田一耕助のふるさと」と記されていました。推理作家横溝正史氏は第二次世界大戦中、現在の倉敷市真備町に疎開し、そこで金田一耕助のデビュー作となる「本陣殺人事件」を書いたそうです。オバ鉄は高校時代、金田一耕助シリーズをむさぼるように読みふけったものでした。川辺宿駅名標のおかげで、推理小説の舞台がどうして岡山県に多いのか合点がいきました。この倉敷市真備町は平成30年の西日本豪雨による水害で甚大な被害を受けました。車窓からはまだ水害の爪痕が残っているのが見受けられ、一日も早い復旧を祈らずにはいられませんでした。川辺宿駅のお隣は吉備真備駅。この駅名は奈良時代遣唐使に任命され、聖武天皇・孝謙上皇に仕えた政治家吉備真備の故郷に由来します。井原線にはもうひとつ歴史上の人物の故郷があり、それが早雲の里荏原駅。戦国時代の武将で小田原北条氏の祖北条早雲こと伊勢宗瑞の故郷です。（オバ鉄、北条早雲贔屓のダンナ様の影響で、人物は存じていたけれど、井原出身とは知らなかったなぁ。）約40分ほどで井原駅に到着。鉄印受付窓口で26個目の鉄印（書き置き印）をゲット！！これにて飛び地巡りの旅を終了し、家路に就きました。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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