ザ・ロイヤルエクスプレス北海道乗車記②　札幌駅出発（第714回）２０１８年９月　北海道胆振東部地震が発生。北海道は甚大な被害に見舞われました。２０１９年２月　地震の影響を受けた北海道を応援するため、ＪＲ北海道はＪＲ東日本、東急電鉄、ＪＲ貨物の協力のもと観光振興と地域活性化を目的と…… more した観光列車走行プロジェクトを立ち上げます。そのプロジェクトのひとつが、ザ・ロイヤルエクスプレス北海道クルーズトレインなのです。東急電鉄が観光列車を提供し、旅行商品の企画と販売、車内サービス等も行い、ＪＲ北海道は列車の運行にあたります。鉄道会社の垣根を越えた観光列車のレンタルは鉄道の新たな可能性を切り開いたのではないでしょうか。この北海道クルーズトレインは、そういう意味では意義深く鉄道ファンとして参加し体験できることに感謝しています。2021年8月27日　ＪＲ札幌駅5番線に伊豆急行2100系ＴＨＥ　ＲＯＹＡＬ　ＥＸＰＲＥＳＳが入線。あらっなんか違和感を覚えると思ったら、ディーゼル機関車や電源車と連結するため先頭車は連結器カバーを取り外し、ブレーキ用配管や電源供給用のケーブルが付いていました。さりげなく先頭部分に「ＨＯＫＫＡＩＤＯ　ＣＲＵＩＳＥ　ＴＲＡＩＮ」と金色の文字で標記されているのが心憎いですね。ロイヤルの乗車口に白い制服に白い制帽、制帽には赤帯に金筋が1本入っていたので助役さんでしょうかね。お見送りにいらしていたので一緒に記念撮影をお願いすると快く応じてくれました。お約束の横断幕の前にて記念撮影をし、ロイヤルに乗り込みます。ＴＨＥ　ＲＯＹＡＬ　ＥＸＰＲＥＳＳは通常8両編成ですが、電源車の電源供給能力とＪＲ北海道の駅有効長を考慮し、５両編成に短縮されました。１、８号車の先頭車、4号車のキッチンカー、トイレ付きの5号車、プラチナクラスの6号車の計5両です。先頭車は8号車。オバ鉄は真っ先に最後尾の展望車両に向かいます。最後尾1号車展望車展望席は階段状に2人掛けのシートになっていて、座りながら後面展望に興じることができるという鉄道ファン垂涎のシートです。午前11時02分　ＪＲ札幌駅係員の方やロイヤルを撮影しに来た鉄道ファンの方に見送られ、ロイヤルは一路池田駅を目指します。南千歳駅で運転停車。ここでも白い制服の助役さんが先頭に立って歓迎してくれていました。クルーズトレインの最初の食事は「すし心　福籠」の寿司。まるでななつ星in九州みたいですね。（あっ紹介するのを忘れていましたが、ロイヤルとロイヤルバスの席順は毎日変更され、本日のロイヤルの席は6号車7番です。）食事の提供と共に6号車にてピアノの演奏が始まります。ロイヤルは5号車と6号車にそれぞれ電子ピアノが設置され、ななつ星や四季島でさえ1台しか設置していないのに凄いですよね。先付けはモッツアレラチーズの蟹餡かけ。和と洋がコラボした斬新な味でした。にぎりは蝦夷前の新鮮な素材で北海道でしか味わうことができないお寿司でした( *´艸｀)穴子と玉子焼き甘味は千歳市菓子工房もりもとの「いちご大福ゆめ」。透き通るほど薄い求肥に包まれたいちご。いちごの酸味と餡の甘さが絶妙なバランスでトレビアンでしたよ。6号車に大迫氏がいらしてヴァイオリンの演奏が始まりました。今般大迫氏は演奏シーンをＹｏｕＴｕｂｅにアップすることを快く承諾して下さいまして、心より感謝申し上げます。皆様、ロイヤルに乗車した気分で大迫氏の演奏をお聴きいただければ幸いです。↓ロイヤルではティータイムのお茶菓子やおつまみを、沿線の銘店の商品を日替わりで提供します。お茶菓子やおつまみをサーブする時、店名と商品が紹介されたカードも添えて出してくれるのです。気に入った商品があればカードを見て帰宅時に購入したりお取り寄せできたりしますもんね。これはグッドアイディアです。ロイヤルの地域に貢献しようとするスタンスが感じられました。ロイヤルは南千歳駅から石勝線を走行、トマム駅を過ぎると長さ4,225ｍの第二串内トンネルに突入し、トンネルを抜けるとそこは鉄道ファン必見の串内信号場。第二串内トンネルスノーシェルターを抜けると串内信号場オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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