国分寺駅から西武国分寺線の東村山行きに乗車しました。国分寺線は1894(明治27)年12月に川越鉄道によって開業した路線で、西武では最も古い路線だそうです。列車は国分寺駅を出ると北に進路を向け、まずJRの武蔵野線を跨ぎます。武蔵野線のほうは国分寺線との交差地点から地下に潜っていく…… more ようです。その先に半分トンネル内にある新小平駅があります。3つ進むと小川駅。この駅では西武拝島線と平面交差します。小川駅については後ほど。駅を出ると今度は西武多摩湖線を潜り、西武新宿線と合流して終点の東村山駅に到着です。2番線の到着。 東村山駅は東京都東村山市本町にある東村山市の中心的な駅。東村山といえば･･･｢ひがしむらや～ま～、にわ～さ～きゃ、たま～こ～｣ですかね(笑)乗り入れ路線は西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線の3路線。国分寺線は当駅が終点、西武園線は当駅が起点となります。駅構造は少し特殊で単式ホーム1面1線と島式ホーム2面5線の計3面6線で西から1～6番。ホーム間は2本の地下道で連絡しています。駅舎は橋上にありましたが、駅の高架化工事のために今年の2月に解体されたそうです。それでは東側からいきます。4番ホーム所沢方からの様子。線路は右から4,5番。左は島式5,6番ホーム。4～6番は新宿線が発着します。駅は高架化の真っ最中。2024年度完成予定だそうです。島式2,3,4番ホームの西武新宿方から。右が4番、左は2番。2番は国分寺線が発着します。そして3番がどこにあるかというと･･･2番線の北側にあります。手前が2番線の線路終端、奥が3番線です。つまり1本線路の真ん中を分断して使い分けているんですね～。2番が国分寺線、3番が西武園線と使い分けています。線路を分断して2つののりばにした例は他にもいくつか見てきました。思い出すところで･･･本線と和歌山港線で使い分けている南海の和歌山市駅。会社間で分断したものだと、信越本線としなの鉄道の長野駅。鹿児島本線と肥薩おれんじ鉄道の川内駅。改軌によって分断したものだと、山形新幹線の新庄駅。秋田新幹線の秋田駅。同じ東北本線なのに訳あり？の新白河駅。などなど。東村山駅は高架化までの暫定措置といったところでしょうか。3番線側の線路終端。1番ホームから見た2番線の国分寺線列車。同じく1番ホームから見た西武園線の3番線。そして3番線から見た一番西の1番ホーム。他よりちょっと短いです。1番ホームは元々は島式ホームだったそうですが、右奥にあった旧1番線を使用停止して、旧2番線が1番線に付け替えられています。高架化工事の影響だと思いますが、その時に旧3番線を2番と3番に分断したそうです。しかし、駅の高架化って改めて考えると大変な作業ですよね･･･。運行をなるべく止めないで移行する必要があります。仕事柄でいうと･･･まるで24時間稼働システムのシステム移行のようです。それでは駅を出てみます。改札口は2本ある地下道のうちの北側通路にあります。仮設のものかなと思います。この手前は東西の地下自由通路になっています。西口に出てみました。真ん中の穴が地下通路への出入口。駅前はロータリーになっています。出入口の目の前にバス停があります。東村山市のコミュニティバスのようですね。次は東口へ。まさに工事中･･･。手前右に出入口があります。東口駅前もロータリーになっていますが、その一角に志村けんさんの像が建っていました。東村山は志村けんさんの出身地ですね。突然の死、驚きとともに大変ショックな出来事でした･･･。志村けんといえば、もちろん｢ザ・ドリフターズ｣。ドリフといえば｢8時だョ!全員集合｣ですが、個人的に記憶に残っているのが、メンバーそっくりの人形劇の"西遊記"です。この人形劇･･･"キャスティングの妙"といえると思います。誰がどの役かだいたい想像できると思いませんか？(笑)ただ、三蔵法師一行は4人、ドリフは5人･･･一人余りますよね。その一人が加藤茶で、ちょびはげおじさんの｢カトー｣という役で三蔵法師一行に混じっています(笑) これこそ"キャスティングの妙"かもしれません。ニンニキニキニキ･･･。【YouTube】ドリフの｢飛べ！孫悟空｣(ピンクレディーも歌ってましたね)そして｢西遊記｣といえば･･･これとは別に語りたいドラマがあります。そちらこそ"キャスティングの妙"といえるかもしれません。これについては後ほど訪問した秩父鉄道の武川駅で語りたいと思います。なぜ武川なのかはその時に(笑)それでは次に行きます。次はもちろん西武園線です。3番線から4連先頭車の"2519"に乗車します。 行程：国分寺(6679東村山行)東村山(6257東村山発西武園行)西武園にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

関東日帰り-西武編(10) 西武新宿線･国分寺線･西武園線 東村山駅 ～東村山、庭先ゃ多摩湖～