小川駅から西武拝島線の玉川上水止まりに乗車しました。拝島線は小平駅と拝島駅を結ぶ路線。ほとんどの列車が西武新宿駅からの直通運転です。地図をみると･･･一部区間、特に小平～小川間は何だかくねくねしてますよね。他路線の駅と駅とを繋ぎ合わせていったような感じに見えます。拝島線は異なる目…… more 的で敷設されたいくつかの路線を繋ぎ合わせた継ぎ接ぎ路線なのです。拝島線の継ぎ接ぎの歴史。大きくは4つの区間を繋げています･･･①1928(昭和3)年11月：萩山～小平(当時は本小平)。西武との連絡目的で多摩湖鉄道の支線として開業。②1950(昭和25)年5月：小川～玉川上水。日興工業専用鉄道だったものを受け継いで上水線として開業。③1962(昭和37)年9月：小川～萩山。ブリヂストン東京工場の専用線だったものを延伸して開業。①と③を上水線に編入。④1968(昭和43)年5月：玉川上水～拝島。延伸開業。上水線を拝島線に改称。ということで、まずは②の区間を西進します。東大和市駅を出ると右手に車両基地が見えて、すぐに終点の玉川上水駅に到着です。2番線着。列車は客を降ろすとすぐに車庫に入っていきました。 玉川上水駅は東京都立川市と東大和市に跨る駅で、乗り入れ路線は西武拝島線と多摩都市モノレール線の2路線。この駅は④の区間を通って訪問したことがありますので、駅の様子については今回は省略。代わりに前回訪問、モノレールを含めた駅の様子→→2020年春の玉川上水駅ついでに拝島線終点の様子→→2020年春の拝島駅先ほど見かけた車両基地は｢玉川上水車両基地｣というそうです。駅から少し見えました。それもあって昼間帯は当駅折返しの列車も設定されています。④の区間は踏破済み。すぐに折り返します。4番線にやってきた小平行きに乗車。乗車車両は8連先頭車"38104"。②の区間を東に進んで小川駅に戻ってきました。1番線着。ここから前面展望～。前回はっきり確認できなかった北側の平面クロスを確認です。駅構造は前回記事参照。列車はまず1番線を出発。黒猫･･･危ないよ～ 少し進んだところで国分寺線を横断します。手前が2番線とのシングルスリップスイッチ(前回記事でこの言葉を知りました笑)。その先が3番線とのダイヤモンドクロッシング。クロスを抜けると4番線の延長との複線になって③の区間に入ります。この区間は元々は陸軍の工場、後にブリヂストンの工場への引き込み線だったものを延伸して萩山駅に繋げた区間です。そんなこともあって工場敷地内を走ります。そして多摩湖線接続の萩山駅が見えてきました。駅は右から1～3番。手前線路は右から拝島線下り、拝島線上り、左に伸びる3本が多摩湖線多摩湖方面と引き上げ線。まず萩山駅の前知識として･･･基本形は1番線が多摩湖線下り、2番線が拝島線下り、3番線は両方の上りが発着します。多摩湖線は当駅で両方面に折り返す列車があり、引き上げ線もあるのでその分線路構成がちょっと複雑です。列車はまず1番線からの多摩湖線下りの線路をクロッシングで横断。踏切を通って更に2番線からの線路(多摩湖線折返し線にあたるようです)をクロス。多摩湖線上り線路に合流して3番線に入線します。3番線に停車中の前面展望。3番線の線路は駅構内で分岐して、国分寺方面の右の線路がカーブしながら2番線とクロスしています。多摩湖線上り列車はここを抜けていくわけですが、短編成だからできる構造ですね。長編成の拝島線はポイント上に停車します。しかし･･･カーブはホームぎりぎりですね～。萩山駅はきちんと下車したいところでしたが、時間縛りがあるのでこのまま進みます。列車は3番線をそのまま進んで左へカーブ、多摩湖線と別れます。最後に①の区間を進んで小平駅に到着。これにて拝島線の踏破完了です。いや～面白かった(笑)行程：小川(5475玉川上水行)玉川上水(5414拝島発小平行)小平にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

関東日帰り-西武編(13) 西武拝島線 (玉川上水駅→小川駅→萩山駅) ～継ぎ接ぎ路線を渡り歩く～