2016年5月21日に開催された秩父鉄道のイベント『わくわく鉄道フェスタ2016』では、東武鉄道8000系車両(8506編成)が会場に初入線しました。現在、営業列車としての秩父鉄道への直通運転は行われておらず、注目を集めたイベントとなりました。 　このイベントにあわせて、東武ト…… more ップツアーズが、東武博物館の花上名誉館長と一緒に8000系車両回送の様子を見学するツアーを開催しました。秩父鉄道本線の羽生駅、広瀬川原駅ではツアー参加者限定の撮影スポットが設けられ、広瀬川原駅では一般客が入れないイベント会場の熊谷駅寄りでの撮影も出来て（左の写真）、割と満足度の高いツアー内容でした。 　ただ、一般客による混雑が激しい他社のイベント会場が最終目的地だったからか、東武トップツアーズは1点、大事な事を見落としていました。写真の広瀬川原駅撮影会場に一旦入場すると12時まで会場から出られないのですが、収集鉄的な視点で非常に重大な問題でして、後述の記念乗車券が撮影会場を出てから猛ダッシュしてぎりぎり購入可能(私の数人後ろで売り切れた様子)。一方で広瀬川原駅弁は、12時ちょっと前に完売して収集できずという状況でした。特に記念乗車券についてはツアー参加者の多くが購入できなかったのではないかと思います。 　2016年に秩父鉄道と他社の乗り入れ･入線関係で他に話題となったのが、西武鉄道･秩父鉄道の臨時SL列車イベント(秩父鉄道パレオエクスプレスの西武秩父駅構内への乗り入れと特急レッドアロー号のコラボレーション)でした(写真の撮影日は2016年7月20日)。 　わくわく鉄道フェスタ2016直後の2016年5月28日･29日(西武鉄道発売分)に初の営業運転。その後、7月20日･8月27日(西武トラベル発売分)にも運転されました。こちらの場合、イベント自体が全員ツアー参加によるもので、記念品･弁当が全てツアー代込みになっており、収集漏れとそれに伴うツアーへの不満が一切ありません。 　東武トップツアーズが2017年にも同様のツアーを開催するのであれば、臨時SL列車イベント同様に記念商品をセットにした販売形態に。また、秩父鉄道においては、ツアー以外にも一般来場者が非常に多いイベントなので、昼前に完売するほど記念商品の発売個数を絞り過ぎるのは絶対にやめてほしいと思います。 【記念乗車券】 《東武鉄道8000系車両広瀬川原駅入線記念乗車券(2016年5月21日発売)》 　大型の硬券2枚に台紙のセットです。わくわく鉄道フェスタ2016関連の乗車券類で最初に完売した商品。台紙裏面には平成4年に廃止された東武東上線からの直通列車の停車駅、特急ながとろの写真などが印刷されています。 　写真左は特急みつみね。 《東武鉄道8000系車両広瀬川原駅入線記念乗車券(2017年5月20日発売)》 　前年に引き続き発売された東武鉄道8000系を題材とした記念乗車券。D型硬券1枚と台紙のセットです。 ※2016年10月30日掲載(本文、記念乗車券2016) ※2017年 5月22日更新(記念乗車券2017) 【関連記事】 　秩父鉄道 秩父本線 　秩父鉄道 ながとろ号 　秩父鉄道･東武鉄道 合同リレーイベント(東武リレー号､パレオエクスプレス) 　東武鉄道 8000系車両秩父鉄道広瀬川原駅入線 　東武鉄道 ながとろ号､みつみね号 　東武鉄道 フライング東上号 　東武鉄道 2016年東武東上線臨時電車ツアー(フライング東上号) close

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