ウィーン中央駅にやってきました   これより以下のルートで欧州鉄道の旅を楽しみます♪ ウィーン～《レイルジット》～ザルツブルグ（乗継）～《レイルジェット》～ミュンヘン（乗継）～《シティナイトライン》～アムステルダム～《タリス》～ブリュッセル～《ユーロスター》…… more ～ロンドン 「テツ」な私としては、これからが今回のメインイベントともいえます。（笑） 今回利用したチケットは、ユーレイル4ヶ国セレクトパスの「オーストリア・ベネルクス・クロアチア／スロベニア・ドイツ」1等5日間タイプでした（€326.10） アクティベーション（バリデーション）押し忘れという「うっかり」を防止するため、パスには事前に日本のオフィスでスタンプを押してもらっています。 （乗車前に押してもらわないと、罰金が課せられてしまいます。） 実際に利用した日数は2日間のみで、クロアチアとスロベニアには経由しませんでしたので、ちょっと勿体ない気がしましたが、それでも正規で購入するよりお値打ちになりましたし、イザというときの自由度も考えた結果、今回はこちらを選択することにしました。 なお、ブリュッセル～ロンドン間はユーロスターのチケットを別途購入しています。 それではいざ入場！ ウィーン中央駅は2015年12月13日に全面開業したばかりで、私が訪れたのは開業してまだ1ヶ月も経っていない、オープンホヤホヤな頃でした。 そのため、当時日本に情報等がまったく入っていない状態でもありましたので、構内にどんな設備があるのか行ってみるまでは、まったくの未知数でもありました。 入口にはWifi完備のサインが。海外旅行者には有難いサービスですね。   コンコースはこんな感じで、近代的な開放感が漂っています。   発着表示板に目を向けると、ガラス越しに上階ホームから発着する光景が望めます。   出発まで1時間半あまりありますので、これから構内散策タイムとします。 なおこの駅は、中央駅としては珍しく「頭端式」ではなく、「通過式」スタイルのプラットホームとなっています。   まずはプラットホームに移動して「テツ」らしく鉄道ウォッチングを楽しみましょうかね。（笑） 最初に対面した車両は、いきなりのレイルジェット！ レイルジェットといえば、全面レッドというイメージでしたが、この客車カラーはブルーでした。   どうやらチェコ国鉄（ČD）が所有しているレイルジェットはブルー塗装だったようですね。（ČD railjet） 機関車は赤色でしたが、ホームから去りゆくČDレイルジェットを眺めていたら、後部車両はしっかり青色でした。   続いてオーストリア国鉄（ÖBB）が所有している本家レイルジェット（ÖBB railjet）にもご対面。   いろいろな角度から嘗め回しておりました。（笑）   ちなみにこの機関車（独・シーメンス社製）は、「ドレミファインバーター」が採用されています。 京急のドレミファインバーターは残念ながら廃止されてしまいましたが、こちらではまだまだ現役です。（というかこちらが本家） 【追記訂正】※京急のドレミファインバーター搭載車両は、全廃ではなく僅かながら現存している車両もあるようです。（2017年5月現在） 本場であのメロディを生で聴くことができて少し感動！（笑） テツでない方のために、ドレミファインバーターの音をご紹介しておきます。 こちらはウィーン空港行きのIC（インターシティ）   ここからはスライドショーでどうぞ   出発前に鉄分補給ができたとことで、これよりランチにしましょう♪ 朝一でザッハートルテをいただいて以来、王宮周辺やシェーンブルン宮殿など歩き回っておりましたので、さすがに腹ペコでした！ ちょうどランチ時間帯にも重なって、どのお店もお客さんで一杯でしたので、とりあえず視界に入ってきたバーガーキングで   こちらのステーキハウスバーガーセットをオーダーしました。   ドリンクはMサイズでしたが、やっぱりデカいですね！ ちなみにゼロコークでオーダーしています。   そういえば欧州の主要ターミナルには、大抵バーガーキングがありますよね。 日本の店舗には入店したことがありませんが、渡航先で突発的に食事を摂らないといけない状態になった際、たまにお世話になっています。 完食したあと、お店の背後に目を向けたら、ウィーンの名物料理「ウィンナーシュニッテル」のお店があったことに気付きました…。 目先のバーガーキングに囚われてしまい、激しく後悔してしまったことは言うまでもありません。 本場のウィンナーシュニッテル、食べたかったな～（涙） 旅先での食事は計画的に！（笑） 気を取り直して、次に向かったのは「ÖBBラウンジ」 こちらのラウンジは、一等利用客であれば無料で入室することができます。 オーストリアに限らず、欧州の主要駅には大抵ラウンジが完備しておりますので嬉しいですね♪   室内はこんな感じ   オープン間もないことだけあって、清潔感が漂っていてキレイなラウンジでした。   もちろんフード＆ベバレッジカウンターもあります。   ラインナップはこんな感じでした。     そういえば写真にアルコール類が写っていませんでしたので、用意があったかどうかは不明です。 取材不足で申し訳ございません！（汗）   別腹デザートには、マドレーヌが用意されていました。   私はコンコースが一望できる窓側席で寛いでいました。   さて、そろそろ出発時間が近づいてきましたので、ホームへ向かうとしましょう。  ちなみにラウンジは、コンコースに面した2階に設置されていて、こんな位置関係にありました。   私が乗車するホームに到着すると、先発便のワルシャワ行きのＥＣ（ユーロシティ）が停車していました。   ワルシャワ行きでしたので、ポーランド国鉄車両かと思いきや、チェコ国鉄車両が使用されていました。 国際列車も豊富に行き交っているので、「テツ」として眺めていて飽きることはありません!（笑）   ECを見送ったあとは…   いよいよ私が乗車する、14：30発のザルツブルグ行きレイルジェット（RJ）の表示に切り替わりました   実にワクワクする瞬間です♪ そして程なくして、列車が入線してきました。   さぁ、これより欧州鉄道の旅の幕が切って落とされます♪   《つづく》 close

ウィーン中央駅にて【2016年1月 JAL特典ファーストで行く欧州旅行記（その16）】