京浜急行電鉄は、2019年(令和元年)10月26日から土休日の一部快特列車に座席指定席『ウィング･シート』 を新設しました。使用車両は2100形で2号車がウィング･シートとなります。 【ウィング･シートの料金券】 《車内発行 WingTicket ウィング･シート 下り【56…… more 号】(2021年(令和3年)12月18日)》 　基本的に座席指定券(Wing Ticket)は専用サイト『KQuick』で購入する仕組みとなっており、その場合の料金は全区間一律300円となっていますが、車内で購入することもでき、写真はその券です。機械発券で500円となっています(写真の券は1枚で2名分を発券いただいたもの)。京急川崎から金沢八景まで乗車しましたが、乗車駅は泉岳寺から上大岡までの各停車駅とその時刻が印刷されていました。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【写真･乗車記】 《ウィング･シート 下り【56号】(2021年(令和3年)12月18日)》 〔京急川崎駅〕 　ウィング･シート設定車両(2号車)にはその旨を表示するステッカーが窓面に貼られていました。写真右は京急川崎駅のホームドア2号車第1ドア(三崎口側)部分のステッカー。2号車第2ドア(泉岳寺側)からの乗降はできません。 　写真は京急川崎駅5番ホームの発車案内表示器。昔懐かしいパタパタと表示されるタイプのもの。11:28発の快特･三崎口行がウィング･シート56号の該当列車ですが、JR西日本の新快速･Aシート該当列車の様に表示器上の区別は無く、駅員の肉声で2号車が座席指定車両である旨の注意喚起の放送が行われていました。 〔車内〕 　2号車第2ドアは横断幕で仕切られていました。座席には専用の緑色のカバーが設置されていました。 　普通車(自由席)の混雑が嫌で試しに使ってみましたが、乗車区間のうちウィング･シートとして最混雑していた区間は横浜～上大岡間で3割程度の利用。客層は家族連れや夫婦もいましたが、主に男性一人の利用が中心でした。混雑嫌いである妻と乗車しましたが快適との感想でした。自由席車と座席の違いはありませんが、通路に人が立たれることがなく、落ち着いて乗車できるメリットがありました。 　車内の広告がすべて京浜急行電鉄のキャラクター･けいきゅんでしたが、その理由は‥ 〔金沢八景駅〕 　『えこきゅん号』だったからです。写真右はヘッドマーク。 【関連記事】 《運行路線》 　京浜急行電鉄 本線 　京浜急行電鉄 久里浜線 《関連列車》 　京浜急行電鉄 モーニング･ウィング号 close

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