かしてつバスで石岡駅までやってきました。石岡駅は茨城県石岡市国府にある常磐線の主要駅にして石岡市の代表駅。ここまでかしてつバスで廃線跡を辿ってきた鹿島鉄道線は、当駅から鉾田までを結んでいましたが、2007(平成19)年4月に廃止されています。まずは表玄関の西口の様子。駅舎は201…… more 5(平成27)年9月から使用開始したという橋上駅舎です。鹿島鉄道線が廃止された後のものですね。国鉄末期の頃の様子(1987/3/9撮影、失敗写真ですが･･･)。1929(昭和4)年10月に改築されたという木造建築でした。2015年頃までこの駅舎が使われていたことになりますね。ちなみに駅の開業は1895(明治28)年11月。西口側は1階に観光案内所、そして南隣にバスターミナルがあり、関東鉄道や関鉄グリーンバスの路線バスが発着しています。かしてつバスはここに到着しました。ちなみにこの上には｢石岡ステーションパーク｣という屋上公園があるそうです。次は東西自由通路を渡って東口に出てみます。改札口から長い通路を歩きます。暗くてよくわからないですが、東口の様子。手前には2階自由通路とほぼ同レベルの高さに広々としたロータリーがありますが、西口と違って薄暗くて静かな様子。東口の北側を覗くと･･･広々とした空地があります。ここに鹿島鉄道の駅や車両基地があったそうです。末期の駅構造は1面1線の5番線で、JR側から中間改札を通る形となっていたそうです。こちらは東口を南側からみた様子。鹿島鉄道があったところはバスターミナルになっていました。茨城空港行きなども含めたかしてつバスが発着するBRT専用ターミナルだそうですが、工事中のようで入場はできませんでした。地図を見るとバス専用道路に直結しているので、かしてつバスは本来はここに発着するんでしょうね。自由通路を戻って改札口の様子。みどりの窓口のある直営駅です。18きっぷで入場～。駅構造は単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線で西から1～3番。2,3番ホーム水戸方からの様子。各ホームは少しずれた位置にあります。1番に下り、2,3番に上りが発着。それでは東京に帰りましょう。2番線にやってきた上野行きに乗車します。乗車車両は10連最後尾のクハE531-13。 3駅進んで土浦駅には3番線の到着。ここでは11分の停車時間がありました。その間に、まず2番線に特急｢ときわ84号｣が到着。すぐに出発していきました。その後、3番線の後方に付属編成が現れて、10連の後方に増結。土浦ではよくみられる光景ですね。 ところで、ある方のブログで知ったのですが、常磐線は今年の3月のダイヤ改正で運行形態が少し変わるようですね。日中時間帯は土浦で乗り継ぎが必要になるようです。土浦駅は単式1面1線の1番線と島式1面2線の2,3番線の構造。ダイヤ改正後は、3番線に上野･品川方面からの10連が到着して折返し。2番線には5連の水戸･いわき方面列車が到着して折返し。島式ホームでの対面乗り継ぎとなるようです。朝や夜の運行形態はよくわかりませんが、乗り鉄目線でみるとちょっと不便になるかな･･･。増結した最後尾のクハE531-1026に乗り換えて土浦を出発します。松戸駅では特急通過待ちで数分間停車。日暮里駅には19:40の到着。 これにて鹿島編の日帰り旅の終了でございます。今回は結構歩いたな～。行程：[廃]榎本/玉造工業高校(かしてつバス 小川駅経由石岡駅行)石岡(448M水戸発上野行)日暮里～関東日帰り(鹿島編)～ 万歩計記録(2021/12/30)：40,576歩 踏破完了した路線：今回はなし 下車･記録駅累計：1,742にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

関東日帰り-鹿島編(10) 常磐線 石岡駅 ～かつて鹿島鉄道が発着していた駅～