伊予灘ものがたりに乗って下灘駅に降りました（第733回）2020年春　大人の休日倶楽部に申し込んでいたツアーは緊急事態宣言発令で全て中止！！特にＪＲ四国の観光列車7月4日にデビューする「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗車するツアーを楽しみにしていただけにかなり落胆しましたo…… more rzそんなオバ鉄に神様は救いの手を差し伸べて下さり、再び大人の休日倶楽部会員限定の「３つのものがたり列車で巡る四国周遊4日間」というツアーがでて、ダンナ様と一緒に参加することにしました。2020年11月27日　ツアー一行はＪＡＬ433便で松山空港入り。松山空港では愛媛県イメージアップキャラクターのみきゃんが出迎えてくれました。おや、こっこれが都市伝説のみかんジュース蛇口？都市伝説を再現したこのみかんジュース蛇口は愛媛県内各所に設置されているそうです。空港からＪＲ松山駅へ移動すると駅では今治市のマスコットキャラクターバリィさんがお出迎えです。ツアー初日に乗車するのは2014年にデビューしたＪＲ四国初の本格的な観光列車である伊予灘ものがたり。実は伊予灘ものがたりは日本経済新聞「観光列車ご当地料理と車窓に酔う」ランキング（2015年8月29日版）で見事第1位に輝いた人気の観光列車。（2021年12月27日を以て運行終了）チケットの入手が困難だったので、オバ鉄今回が初乗車です。伊予灘ものがたりはキハ47形を改造した2両編成。1号車「茜の章」は伊予灘に浮かぶ夕日を連想させる茜色。1号車客室は和座椅子の畳席を設けるなど「和」のテイストのインテリア（クッションも茜色）。2号車「黄金の章」は伊予灘に反射する太陽や柑橘類の輝きを表す黄金色。動画もあります↓2号車客室はダイニングカウンターが設置され、明るくモダンなインテリア。ダイニングカウンター座席配置は海向き展望シート（みきゃんのぬいぐるみがいました）、同じく海側に4名掛けボックスシート、山側には一段高くなっている位置に2名掛け対面シートとなっています。（クッションの色は黄色）華やかさはないけれど落ち着いた雰囲気で好感が持てましたね。何と言っても車両デザインに著名な外部デザイナーを起用せず、自社の社員である松岡氏に任せた点が凄い！！外部デザイナーを起用すると莫大な費用がかかるけど、社員だったら注文をつけやすいというエピソードってＪＲ四国ならではですね。（ちなみに鉄道ホビートレインは松岡氏のデザインではないそうです。）オバ鉄夫婦は2号車の2人掛け対面シートに座りました。13時28分　伊予灘ものがたり八幡浜編はＪＲ松山駅をスタート。出発してほどなくすると松山の老舗フレンチの名店門田の瀬戸内風仏蘭西料理がサーブされます。早速いただくと「う～ん、トレビアン！！」ヽ(^o^)丿ホタテとオマール海老冬野菜のマリアージュアンチョビソースが絶品です( *´艸｀)正直あまり期待していなかっただけに、クオリティの高さに驚きました。ランキングで堂々1位に輝いたのもうなずけます。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、車窓に広がる伊予灘を眺めるのは最高です。記念撮影そして愛ある伊予灘線（予讃線伊予長浜経由の愛称）のハイライトといえば青春１８きっぷのポスターで有名な下灘駅！！伊予灘ものがたりは下灘駅で6分間運転停車し、降車することができます。鉄道ファン垂涎の下灘駅と伊予灘ものがたりのセットの写真が撮れると喜び勇んで飛び出したのになんですかこのお出迎えとは関係ない大勢の人は！！下灘駅は無人駅のためホームに入りたい放題。下灘駅と伊予灘ものがたりを撮影しようとJR四国に1円も支払わない訪問客が大勢いて肝心の列車の乗客が写真を撮ることができないなんてちょっと理不尽な気がします。伊予灘ものがたりに乗って一番心打たれたのは沿線住民の皆様の心温まるおもてなし。おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さん、そして思い思いの趣向を凝らしたスタイルで手を振って下さいます。五郎駅ではたぬきの着ぐるみ、大洲城からはのぼり旗を振ってのお見送り。ガソリンスタンドではお仕事中にもかかわらずクリスマスモードの着ぐるみを着ての歓迎。ワンちゃん達もお見送りして下さるとは大感激です。クルーズトレインななつ星in九州の方の熱烈歓迎ぶりに勝るとも劣らない四国の方のおもてなしに深く々感動しました。感動冷めやらぬうちに列車は八幡浜駅に到着です。オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

伊予灘ものがたりにのって下灘駅に降りました