有明フェリーで島原半島の多比良港に上陸しました。次は港の近くにある島原鉄道の駅に向かいます。街中を内陸側に向かって歩き、交差点を左に折れて国道251号に入り土黒川を渡ります。渡った先で更に右に折れると踏切がありました。その踏切からの様子。目標の多比良駅が見えました。少し進んだとこ…… more ろで左に折れると駅前に到着しました。多比良駅のプレハブっぽい駅舎は、2013(平成25)年に改築されたものだそうです。多比良駅は長崎県雲仙市国見町船津にある島原鉄道の駅。読みは｢たいら｣。｢たびら｣だと思ってました･･･地味に難読です。駅は島原半島北岸の港に近く、サッカーの強豪校として知られる国見高校が南側近くにあるそうです。しかし校名や地名など、地図を見ると｢国見｣がよく出てきますが、｢多比良｣は駅名と港の名くらいしか出てこないのは何故なんでしょうかね～。ちなみに4年前に通ったときは多比良町駅といってましたが、最近になって駅名改称されたそうです。その時に島原鉄道の他のいくつかの駅も改称されています。それでは駅舎に入りましょう。と思いましたが鍵がかかって入れず･･･。立派な駅舎があるのに入場できないってどういうこと(泣) 業務委託の有人駅だそうですが、時間外は駅舎に入れないようです、残念。駅舎横にある出入口から入場すると、ちょうど諫早行きが出発するところでした。車両は"2511A"の単行。慌ただしかったのでこの列車はスルーすることにしました。それでは駅観察。駅構造は相対式ホーム2面2線で駅舎の面した南側ホームから1番、2番。ホーム間は2本の構内踏切で連絡しています。まずは1番ホーム島原港方からの様子。カーブ上にあるホーム同士は大きくずれており、手前に構内踏切が1本あります。1番ホームから駅舎の様子。手前に営業時間外の出入口があります。ん？駅員さん？鍵を閉めているようです。1番ホーム中ほどから島原港方面。駅舎前にもう一本構内踏切があります。構内踏切を渡って2番ホームから構内踏切の様子。2番ホーム諫早方から。｢サッカーの町 くにみ｣。この石碑は前回訪問時にも見ていてよく覚えています。ちなみに国見は帝京と並ぶ優勝回数を誇っていますが、最近は青森山田が強いみたいですね。そして2番ホーム諫早方からの様子。画像にチラチラ映っている若い二人組･･･この駅で下車したとはなかなか渋いところを突いてますね～^^; 先発のフェリーに乗ってきたのかな？ ちなみにこの後の目的は私と同じでした。さて、予定では長崎電気軌道に乗車するためこの日のうちに長崎駅に向かう予定。次の列車は先ほどスルーした列車の1時間後になります。ただ、その前に反対方面の列車がすぐやってくるようです。反対方向に行くのも良し･･･行ったり来たり戦法しようと思います。実は駅名は忘れてましたが、前々から目を付けていた駅があります。その駅に寄ってみましょう。少し待っていると、2番線に島原港行きの列車がやってきました。乗車することになった黄色の車両はキハ2508Aの単行でした。 島原鉄道キハ2500形気動車です。顔は地方交通などでよくみられる軽快気動車ですね。JR九州のキハ125がベースのようです。例の二人連れなど4名が乗車しました。行程：多比良港(徒歩)多比良(123諫早発島原港行)大三東※大河ドラマ第十弾(多分最終回)は、｢篤姫｣です。2008年放送の第47作目。時代は幕末、薩摩から将軍家定に嫁いだ天璋院(篤姫)の生涯を描いています。主演は宮崎あおい。このドラマは異例の大ヒットでしたね。オープニングは落ち着いた感じのいい曲です。｢独眼竜政宗｣に続いて主演本人が登場しています。ヒットの要因の一つか？ かわいいですもんね。【YouTube】篤姫 オープニング｢篤姫｣のヒットの要因の一つに、(多分)史実にないIF的な設定をうまく使った点があると思っています。印象に残っているのは2つあって、1つは小松帯刀が篤姫に恋する設定。これを爽やかに演じた瑛太がこれでブレイクしたと思います。そしてもう一つは徳川家定。暗愚などと酷評の多い将軍ですが、それは演技で実は聡明な人物だったという設定。それが垣間見えるシーンが特に印象に残っています↓ このシーンで堺雅人が大ブレイクしたと思っています。【YouTube】篤姫 名場面にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(36) 島原鉄道線 多比良駅 ～諫早へ行く前にひと駅寄り道～