旅の3日目の夜は長崎駅までやってきました。駅の観察を終えたので宿に入ろうと思います。予約した宿は長崎駅前から長崎電気軌道の路面電車でひと駅、五島町停留場の近くにあります。路面電車は翌日から本格的に踏破を行う予定ですが、せっかくなのでひと駅だけ乗車して踏破開始しちゃいましょう。その…… more 前に長崎電気軌道の復習です。長崎電気軌道の公式Webサイトから路線図の拝借させていただきます。長崎電気軌道は所謂"市電"ではなく、長崎市内で路面電車路線を営業する軌道事業者です。路線は以下のように5路線あって全長11.5km。運転系統は上画像の通りで4系統あります。　赤迫支線 (赤迫～住吉)　本線 (住吉～崇福寺)　桜町支線 (長崎駅前～桜町～市民会館)　大浦支線 (新地中華街～石橋)　蛍茶屋支線 (西浜町～蛍茶屋)ではまず長崎駅前停留場の様子から。路線としては本線上にあり、発着系統は1号と3号の2系統。位置的には･･･長崎駅とはペデストリアンデッキを挟んだ東側にあります。というか、長崎駅とは直結していないのでペデストリアンデッキという表現は違うかもしれません。高架広場と表現しときます。構造は国道202号、つまり駅前大通り上にある相対式ホーム2面2線。高架広場と繋がっている南北2つの歩道橋に挟まれています。北側歩道橋からの様子。左(東)が下りホーム、右が上りホーム。中ほどに片渡り線を持っています。ちょっと見にくいですが、線路上に白線が横断しているのがいくつか見られます。下り線路には4本見えます。これについては後ほど。右(西)に視線をずらすとライトアップされた高架広場が見えます。更に右に長崎駅の旧正面口がありました。上り電車が到着です。1号系統赤迫行きの車番は"1701"。1700形です。振り返って北側の様子。赤迫方面です。オレンジの"1502"がこちらにやってきます。1500形。次は南側歩道橋からの様子。3号系統蛍茶屋行きは"307"。1953(昭和28)年製の300形。いい面構えです。振り返って南方面。すぐ先で本線(右)と桜町支線が分かれていきます。戦前の頃はデルタ構造だったらしいですね。桜町支線を進む3号系統の蛍茶屋行き。それでは乗車しましょう。下りホームに降ります｡乗車することになったのは1号系統崇福寺行き。車番は"1803"。2000(平成12)年製の1800形です。 ちなみに両系統が同じ行先の上りと違って、下りは行先が異なります。行先票は1号は青表示、3号は赤表示と見分けやすくなっていますが、当停留場では停車位置も分けているそうです。1号はホーム中ほど、3号はホーム先端に停車するそうです。一番上の駅の画像を改めて見ると･･･下り線路に線路を跨ぐ白線が4本あるのが見えますが、これが停止線だと思います。ここからは予想ですが、手前から2本目が1号系統の停車位置、3本目が3号系統の停車位置、4本目が信号待ちの停車位置、ではないかと･･･。この画像↓で停車中の307の位置は3本目の手前です。この後に撮った上画像の307は、4本目で信号待ちをしているところだと予想します。行程：長崎(徒歩)長崎駅前(1号系統崇福寺行)五島町[泊]にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(41) 長崎電気軌道本線 長崎駅前停留場 ～路面電車の踏破開始～