蛍茶屋停留場から蛍茶屋支線を戻ります。電車は前回紹介した市民会館の分岐点を右に進み桜町支線に入ります。トンネルのようなところを抜けると間もなく、今度は長崎駅前の分岐点で本線に入ります↓ここから長崎本線と並走する形で国道202号｢新浦上街道｣を北上開始です。浦上駅前停留場からは高架…… more 化された浦上駅が見えました。手前にあった仮駅舎は既に消えてました。さて、終点まで行く前にひと駅だけ下車しようと思います。候補は①原爆資料館、②平和公園、③浦上車庫の3つの停留場。①は近くに原爆資料館だけでなく路面電車資料館もあり、②は平和祈念像のある平和公園が近く、③はその名の通り路面電車の車庫があります。優先順位は観光なら②→①→③。鉄なら①or③→②。さぁどれを選ぶ？(笑)今回は①or③でいきますが、路面電車資料館には保存車両が無いことを知って③で下車することにしました。電車は国道から左に逸れて①の原爆資料館停留場に停車。ここからしばらく専用軌道を走るようになります。②の平和公園停留場に停車。専用軌道上にある千鳥型2面2線の構造です。左の高架は並走する長崎本線でこの辺りで最接近します。大橋停留場に停車。2面2線の構造。出発してすぐ先に見える大浦川を渡ると･･･次は③の浦上車庫停留場に停車します。下車しましょう。 浦上車庫停留場は長崎市大橋町にある長崎電気軌道本線の電停。発着系統は1号と3号の2系統。その名の通り浦上車庫が隣接している関係上、当電停止まりや始発電車も設定されています。まずは電停から長崎駅前方面の様子。奥は県営野球場らしいです。その手前の高架が今まで並走してきた長崎本線ですが、直進する長崎本線に対してこちらはカーブして離れていきます。電停の様子。構造は専用軌道上にある相対式ホーム3面2線。なぜ3面かというと･･･まず1面目ですが、赤迫方面のりばの西側ホーム↓これは北側から見た様子で、手前に踏切があって出入口になっています。次は同じ西側ホームの長崎駅前方から見てみます。右(東)側に見えるまっさらなホームは長崎駅前方面のりば。ですが、更にその奥、踏切を挟んでもう一つホームがあります。踏切に移動してそのホームの様子。赤迫方面からやってくる電車はこのホームに発着しています。こちらが長崎駅前方面のメインのりばとなります。ホームに上がってみました。上屋もあり待ち客もいます。踏切に戻って少し西にずれた位置を撮影。右端が上画像のホーム。左に曲がっていく線路の奥が車庫になっています。そして、2つ上の画像に見える片渡り線の先から分岐する線路も車庫に繋がっています。片渡り線はまさに長崎駅前方面のりば正面にあります。つまり出庫して長崎駅前方面に行く電車が入線するには一旦スイッチバックする必要があります。あのまっさらホームならそのまま入線可能。･･･ということのようです。浦上車庫の様子を覗いてみます。たくさんいますね～。位置的には並走していた長崎本線と別れていく線路の狭間にあります。お、1両がこちらに向かってきます。回送表示の"371"が出てきてそのまま西側ののりばに停車しました。｢こころ号｣だそうです。 こちらに停車したということは赤迫行きになるのかな？と思いきや、今度は手前の入出庫線で引っ込んでいきました^^; 車庫内移動かな？？引っ込んだ同じ線路を今度は"307"がこちらにやってきました。同じように西側のりばに停車。こちらには1系統赤迫行きの表示があります。出庫車が赤迫行きになるパターンもあるようですね。これに乗車することにしました。出発は11:13。時刻表にはこの時刻に相当する便は見当たりませんでした。行程：蛍茶屋(3号系統赤迫行)浦上車庫(1号系統赤迫行)赤迫にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

九州駅巡り22冬-総仕上げ編(46) 長崎電気軌道本線 浦上車庫停留場 ～路面電車の車両基地と3面ホーム～