今回は、十和田観光電鉄の大型車のうち、国際興業から移籍したKL-の大型車を取り上げます。キュービックを置き換える形で大量にエルガが移籍しています。八戸200か723KL-LV834L12000年式元:国際興業元国際興業グループということで、いすゞエルガがまとまって移籍しています。…… more まず最初に移籍したのは国際興業で3000番台を名乗っていたLV834。国際興業ではそこそこの台数が導入されましたが、移籍先は岩手県交通と十和田観光電鉄にとどまりました。側面幕は撤去されています。八戸200か724KL-LV834L12000年式元:国際興業国際興業のLV834は十鉄に2台移籍しましたが、八戸200か724は塗装の塗り分けが国際興業導入時のままになっていました。したがって、2台しか移籍していないのに塗装が異なるという有様でした。2台とも移籍して5年前後で廃車になってしまいました。八戸200か810KL-LV280L12002年式元:国際興業元国際興業グループ各社でよく見かける、6000番台のエルガワンステ。社名表記が車体のどこにもない(広告の下に隠れている?)ので、十鉄なのか、国際興業なのか、秋北バスなのか、岩手県交通なのか、山梨交通なのか…。2022年時点では撮影時と異なるラッピングになっていますが、社名表記はないままです。八戸200か906KL-LV280L12002年式元:国際興業これまで側面の行先表示機は撤去してきましたが、近年はそのまま活かされるようになりました。屋根肩に文字が浮き上がっているような気がしますが、気にしたら負けです。八戸200か945KL-LV280L12005年式元:国際興業こちらのエルガは、国際興業時代に貼られた中扉のステッカーがそのまま残されています。もっとも、十鉄は前乗り前降りなので、中扉にあっても…という気はしますが。八戸200か1085KL-LV280L1改2003年式元:国際興業LV834が除籍され数年たってから、ようやくLV280のノンステが移籍してきました。国際興業では5000番台と呼ばれていたタイプで、とりあえず1台移籍しています。八戸に配置されており、八戸-六戸-十和田市線で使われています。 close

十和田観光電鉄 大型車⑤